30231203 新ゲイボルグ 『五芒・秋壊刃』
【キキョウ】
…いける
パフェにふんだんに七味をかけた 「七味パフェ」を食すキキョウ
その様子をじっと見ているマスター
【キキョウ】
なぁに？
そんなに変な目で
見ないで…
【キキョウ】
…え！？
次の瞬間、マスターが 信じられない行動に出た
【キキョウ】
ちょっと！
わたしの七味パフェ、
取らないでよ！！
七味がけのパフェに がっつくマスター しかし…
ぶはぁっ！！ ゲホ！ゲホ！
あまりの辛さに むせ返ってしまう
【キキョウ】
き、汚いなぁ～！
普通の人に
食べられるわけないでしょ！
そう言う彼女に マスターが告げる
【キキョウ】
…！！
【キキョウ】
理解することじゃなく…
理解しようとすることが大切…？
【キキョウ】
あなた…
わたしを理解するために…
あえて…
【キキョウ】
…なるほど
【キキョウ】
理解するには…
少しくらいは無理しなきゃ…
ってことね
【キキョウ】
相手のことを…
本当に理解したいなら
七味でむせているマスターを 見ながらつぶやくキキョウ
そのちょっとした心境の変化が、 彼女に新たなるスキル 『五芒・秋壊刃』を与えていた
【キキョウ】
なんだかんだ言って…
あなたに教えられたわ
【キキョウ】
甘えていたのは…
わたしの方か…
微笑む彼女
選択肢:
- そんな風に笑うんだ → select_label_01へ
- 笑ってる方が可愛いよ → select_label_02へ
- 君でも笑うんだね → select_label_03へ
微笑む彼女
select_label_01:
【キキョウ】
あなたって…馬鹿ね
select_label_02:
【キキョウ】
な…なにを言って…！
select_label_03:
【キキョウ】
…文句ある？
select_label_end:
頬を赤く染め、 再び遠くを眺めるキキョウ
その瞳の奥には、 温かな光が 差し込んでいるようだった
Next: 30231204