30251202 グングニル 知恵は力に及ばない?
七元徳の『知恵・思慮』を 内包するミネルヴァ
その彼女の口から 発せられた言葉
【ミネルヴァ】 やはり“知恵”や“思慮”だけでは… “力”には及ばないのでしょうか?
選択肢:
- なにかあったの? → select_label_01へ
- どうして、そう思うの? → select_label_02へ
- 壁にぶち当たってるの? → select_label_03へ
やはり“知恵”や“思慮”だけでは… “力”には及ばないのでしょうか?
select_label_01:
【ミネルヴァ】 聞いて…いただけますか?
select_label_02:
【ミネルヴァ】 はい…実は…
select_label_03:
【ミネルヴァ】 このままじゃ…ダメなんです…
select_label_end:
【ミネルヴァ】 私の属性は『雷』… もうずっとニケと一緒に 特訓を重ねているのですが…
【ミネルヴァ】 ある一定の力以上の 電撃が放てないのです…
己の限界を感じ、落ち込む彼女
その様子を察したのか、 ニケが彼女の肩に降り立つ
【ミネルヴァ】 力なきものが いくら知恵を絞っても…
【ミネルヴァ】 やはり大きな力を持つ者には 敵わないのでしょうか…?
次の瞬間…
バチッ!
ニケが彼女の肩から飛び立ち、 再び木の枝に飛び移っていた
い、今のは静電気…? と、マスターが答える
【ミネルヴァ】 はい、剥離帯電が もたらした静電気です
はくり…たいでん…? マスターが聞き返す
【ミネルヴァ】 剥離帯電は、 2つの物を引き離したり、 はがしたりする時に起こります
【ミネルヴァ】 例えば、椅子から立ち上がる時、 背もたれと背中の服の間で帯電
【ミネルヴァ】 そのままの体で ドアに触ってしまったら、 静電気が発生してしまうように
さすがは『知恵』を司る ミネルヴァだ
【ミネルヴァ】 待てよ…
【ミネルヴァ】 そうか!!
【ミネルヴァ】 …あ、ごめんなさい
突然の大きな声を上げた彼女に おどろくマスター
【ミネルヴァ】 この原理を上手く使えば…
よく分からないが、 彼女の瞳が光を取り戻し始めた
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