30251203 グングニル 『零式・雷神の裁き』
剥離帯電とやらに ヒントを掴んだ様子の ミネルヴァ
【ミネルヴァ】 …………
ニケを肩に乗せたまま、 静かに目を閉じている
次の瞬間…
バサバサッ!
【ミネルヴァ】 !!
【ミネルヴァ】 はぁっ!!
雷撃を放つ彼女
その威力は、 今までの技を 遥かに凌駕していた
【ミネルヴァ】 出来た…出来ました…! 新たなる奥義…
【ミネルヴァ】 『零式・雷神の裁き』 -トールジャッジメント-の 完成です!!
喜ぶ彼女にマスターが声を掛ける
【ミネルヴァ】 …え? 『知恵』と『思慮』のおかげ?
そう! 知恵と思慮だけじゃ 力に及ばないって言ってたけど、
その知恵があったから、 そして知恵を応用できる 深い思慮があったからこそ、
力に変えることができたんだ!
【ミネルヴァ】 私の…知恵と思慮が… 力を生んだ…
【ミネルヴァ】 あ…ありがとうございます!
【ミネルヴァ】 マスターに相談して… 正解でした!
笑顔がこぼれる彼女に、
選択肢:
- よく頑張ったね → select_label_01へ
- さすがミネルヴァ → select_label_02へ
- やっぱり頼りになるよ → select_label_03へ
笑顔がこぼれる彼女に、
select_label_01:
【ミネルヴァ】 なっ!なななな… なにをするつもりですか!?
select_label_02:
【ミネルヴァ】 ちょっと…!待って下さい!
select_label_03:
【ミネルヴァ】 な、なんですか、その手は!?
select_label_end:
頭を撫でようとするマスターに ひどく戸惑うミネルヴァ
いや「甘えられないのは辛い」って 言ってたから… と、マスターが答える
【ミネルヴァ】 う…、私を… 甘えさせてくれようと…
【ミネルヴァ】 で、では… お願いします
マスターの手が、 彼女の頭に伸びる
【ミネルヴァ】 うぅ… で、でも…!
【ミネルヴァ】 やっぱりいいです…!
【ミネルヴァ】 いや! やっぱりよくないです!! お願いしま…い、いや!!
いつも落ち着いている印象の彼女が、 こんなに動揺するのは初めて見た
【ミネルヴァ】 あぁー! もぅどうしたらいいのか わかりません!!
こういう時の知恵や思慮は まだないんだ
そう思うと、 彼女が可愛いらしく見えてくる マスターだった
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