30271201 アマテラス 太陽と影
マスターの隊に 新しく入った姫 アマテラス
【アマテラス】 大丈夫かな…? 私…こことは違う世界から 来ちゃったみたいで…
と、最初は不安げであったが…
【アマテラス】 え?私の歓迎会…? あの、それって…
【アマテラス】 お酒!?やった~!
【アマテラス】 うふふふふ!おいし~♪
酒も入り陽気になった彼女は ほんわかとした不思議な魅力で すぐさま姫たちと仲良くなっていった
【アマテラス】 え?本当は明るい? 私が?
【アマテラス】 当たり前でしょ だって私は 『太陽を司りし者』よ♪
と、眩しい笑顔を見せる彼女
【アマテラス】 ねぇ、マスター
【アマテラス】 あなたの隊の人達たち みんないい人ばかりで 安心したわ
【アマテラス】 別世界からやってきた私にも 優しくしてくれるし♪
【アマテラス】 本当は打ち解けられるか 不安だったんだけど
【アマテラス】 私、なんとかやっていけそうよ♪
その言葉に、マスターも一安心だ
しかし…
【アマテラス】 ………
時折見せる沈んだ顔
マスターは彼女が なにか悩みを抱えているのでは… と心配になった
【アマテラス】 え?どうして? そんなことないよ
【アマテラス】 そりゃ戦闘は大変だけど それは向こうの世界でもやってたし
【アマテラス】 慣れっこ、慣れっこ♪ ね?
…思い過ごしだったのだろうか
【アマテラス】 ほら、マスターも行こっ?
その後は、砂浜でみんなと 楽しそうに遊んで過ごす アマテラスだった
それから、しばらくして…
みんなの中に彼女の姿がない
心配になったマスターは 探しに出かけてみた
【アマテラス】 ………
いた 声をかけようとする マスター
…が、
【アマテラス】 う…うぅぅ…
浜から離れた場所で 彼女は一人泣いていた
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