310010120 シークレットリーエバーアフター(Secretly Ever After)(SEA編) プロローグ 第1話 プロローグ-12
【村人達】 すまなかった あんたが化け物を倒してくれたのに 酷いことをしちまった…
【マナナン】 別にいいって~ お陰で色々分かったし
【ミーミル】 マナナンさん、 ありがとうございました 傷の治療をしましょう
【マナナン】 私は平気だって言ってるのにな~ こんな傷くらい…うっ?
【マナナン】 あれ…? 何これっ…? 「痛い」…!?
【マナナン】 傷口が痛いよ、ミーミル!
【ミーミル】 マナナンさん、痛覚を得たのですね
【マナナン】 うーん… 「痛い」って痛いなぁ…
【マナナン】 でも、悪くないかも
【ミーミル】 マスター様、これはもしかして…
【ミーミル】 マナナンさんの「揺らぎ」が 制御できたことと 関係あるのではないでしょうか
【ミーミル】 揺らいでいたマナナンさんが 安定したお陰で痛覚を得たのだと 私は推測致します
【ミーミル】 ティルフィング様にも報告して おかなくてはなりませんねっ
【マナナン】 ねぇねぇ 二人で何の話してるの?
【ミーミル】 あ、いえ…
【ミーミル】 ところでマナナンさん 初めに異族を見たところは 分かりますか?
【マナナン】 うーん… 何となくなら とりあえず、こっちだよ
【マナナン】 この辺だったと思うんだよね よく分からないけど
【ミーミル】 曖昧なのは仕方ありません 周辺を調べてみましょう …えっ?
【ミーミル】 マスター様、お気をつけ下さい こちらにひび割れの 痕がございます
【ミーミル】 恐らく「揺らぎ」の影響です ここから異族が出てきたのだと 推測致します
【ミーミル】 こちらは私が修復しますので しばらくお待ち下さい
【マナナン】 えっ? ミーミルってそんなことできるの やるね~
【ミーミル】 私の力ではありません ティルフィング様に 授けて頂いた力です
【マナナン】 あっという間にひび割れが なくなっていく…すごいね
【マナナン】 その不思議な力… やっぱり君達といると、 喜劇的に楽しい旅になりそう!
【ミーミル】 これで塞がりました
【ミーミル】 私が修復を行ったことは ティルフィング様にも 伝わっているはずです
【ミーミル】 こちらで再び「揺らぎ」が 起きることはないと思われます
【マナナン】 やったね、ミーミル!
【ミーミル】 あの… どうして抱きつくのでしょう?
【マナナン】 こうすると、私の中が満たされる ような感じがするんだよね~
【マナナン】 でも… 物足りない気もするなぁ ねぇ、何で?
【ミーミル】 それは…理解できかねます
【村人1】 そうですか 色々とありがとうございました
【村人2】 これで一安心です 助かりました
【村人3】 こちらは心ばかりのお礼です 村人一同、皆様の旅の安全を お祈りしております
【ミーミル】 お心遣い、ありがたいのですが そのようなお気遣いは無用で――
【マナナン】 ありがとう! 美味しそうなのがいっぱいだね~
【ミーミル】 マナナンさん!?
【マナナン】 さあ、次はどこにいくの? どこだって、私と一緒なら 喜劇的に楽しい旅路になるよ!
【ミーミル】 えっ? あの…私達と同行なさる おつもりですか?
【マナナン】 君達と一緒にいれば、 「寂しい」って感じることも なさそうだからね!
【マナナン】 それに、私はまだ満たされてないんだ 何となくだけど…
【マナナン】 相棒がいたような気がするし、 とりあえずミーミルと一緒にいるよ!
【ミーミル】 困ります 私達には大切なお役目が…
【ミーミル】 マスター様からも、仰って下さい お連れするわけにはいかないと
選択肢:
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- 一緒にいこう → select_label_02へ
マスター様からも、仰って下さい お連れするわけにはいかないと
select_label_01:
【ミーミル】 マスター様、 本当によろしいのですか?
select_label_02:
【マナナン】 やった! そうでないとね
select_label_end:
【ミーミル】 …分かりました 私はマスター様の専属補佐官ですので お決めになったことには従います
【ミーミル】 マナナンさん その代わり、マスター様の言うことを きちんと聞いて下さいね
【マナナン】 ねぇねぇ さっき貰ったお礼、食べていい?
【ミーミル】 はぁ… マナナンさん…
【マナナン】 あ! このお菓子、小さな旗がついてる 面白いね!
【ミーミル】 えっ…? あ…あの…
【ミーミル】 それは、私に是非…
【ミーミル】 旅の記録二日目――
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