310022213 レーヴァテイン・獣刻・バハムート 終焉なる花嫁の祝儀
兵士たちを撃退した、 レーヴァテイン達 そして、無事にイベントが行われる
【レーヴァテイン】 はぁ…
式場の最前に立つのは、 花婿役になったマスターと、 花嫁衣装のレーヴァテイン
レーヴァテインの姿に 観客たちは見惚れ、 皆の視線が一挙に集まる
【レーヴァテイン】 うぅ… これ、街を歩いてたときより もっと恥ずかしい…!
大丈夫?と 花婿役のマスターが 小さく声をかける
【レーヴァテイン】 えぇ、なんとかね… そういうマスターは?
【レーヴァテイン】 …平気、って言う割には 腕が震えてる気がするけど
【レーヴァテイン】 ふふっ…冗談 あなたってなんだかんだ 度胸あるよね…
二人の前に立つ神父が 祈りの言葉を捧げ…
二人が神父に一礼すると 式場内に 大きな拍手が巻き起こった
【レーヴァテイン】 ふぅ… これで体験は終わりね、疲れた…
【レーヴァテイン】 ん…なに? あぁ、感想か…
【レーヴァテイン】 正直、結婚なんて言われても あんまりピンと来ないけど…
【レーヴァテイン】 それでも… 花嫁たちがこんな風に、 綺麗な衣装を身にまとって
【レーヴァテイン】 この場所に立ってみたいと 願う気持ちは… 私にもわかった気がする
そっか…と、 感慨深い声で返すマスター
そんなマスターの手を、 少し震えるレーヴァテインの手が ぎゅっと握りしめた
【レーヴァテイン】 マスター さっき聞けなかったこと、 もう一度聞かせて…
【レーヴァテイン】 もしも私が、いつか… あなたと結婚する日が 来るとしたら…
【レーヴァテイン】 人じゃない、私でも… 本当の花嫁として 認めてくれる…?
【レーヴァテイン】 …………あっ いやっ、た、例えばの話!
【レーヴァテイン】 もしもそうなったとしたら… その…どうなのかなって…
選択肢:
- もちろんだよ → select_label_01へ
- 斬ル姫とか、関係あるかな? → select_label_01へ
- 君を花嫁にできたら幸せだよ → select_label_01へ
人じゃない、私でも… 本当の花嫁として 認めてくれる…?
select_label_01:
【レーヴァテイン】 …ふーん そっか… ふふっ…♪
select_label_end:
マスターの返事を聞き、 レーヴァテインは嬉しさで 思わず笑顔を浮かべる
自分という存在を、 迷いなく肯定してくれる マスターへの安心感…
それが彼女の心に 『終焉なる花嫁の祝儀』を 生み出した
【レーヴァテイン】 …まぁ、結婚なんて 正直めんどくさそうだけど
【レーヴァテイン】 マスターが隣にいてくれるなら… それも悪くない、かな
そう言って、照れた表情で マスターを見つめる レーヴァテイン
幸せな二人の時間が、 しばし式場の中を 流れていった…
Next: 310022214