310231214 アスカロン・D. plug・レヴィアタン 四業『黙示録の終末』
町の祭りはその後も数日続き、 そして今日が最終日─
マスターとアスカロンは 再び、そこを訪れていた
【アスカロン】 …羨ましくはあるけど、 それで自分を責めたりは しなくなりました
【アスカロン】 嫉妬の心も、 マスターは「それでいい」と 言ってくださったから
【アスカロン】 私もそんな自分を… 少しずつ許せるようになりました
あの日以来、 彼女は隊での雑務も、 本当に辛い時は断るようになっていた
でも、それで嫌われることはなかった
むしろ無理をしなくなったことで、 前より明るくなり、 好かれるようになっていたのだ
【アスカロン】 それもマスターのおかげですね
【アスカロン】 …私を変えてくれたこと、 本当に感謝しています
にこやかにお礼を言う彼女
【アスカロン】 嫉妬… 誰かを羨む気持ちって…
【アスカロン】 その人に憧れ、近づき、 超えたいと思う心なのかも 知れません
【アスカロン】 だから……
【アスカロン】 もっと近づきたいです
【アスカロン】 そして、 超えたと思えるくらい もっともっと成長したい
【アスカロン】 マスター…あなたの元で……
その心の変化が新スキル 四業『黙示録の終末』を授ける
マスターを見つめる彼女の瞳は、 未来への希望に光り輝いていた
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