310261214 カラドボルグ・聖鎖・レリエル 天戒『宿運の予言』
あれから数日後――
街には、 楽しそうに買い物をしている マスターの隊の姫達が
【カラドボルグ】
ふふっ、いいわね、美しいわ
その中には、 楽しそうに微笑む カラドボルグの姿もあった
【カラドボルグ】
こっちもいいわね！
美しい…美しいわぁ…！
奇抜なアイテムを見つけては大騒ぎ
どこがよ！趣味悪すぎ！！ と、姫達からツッコまれながらも…
【カラドボルグ】
ふふふ、そうかしら？
みんな、とても楽しそうだ
【カラドボルグ】
ねぇ、マスターはどう思う？
私はいいと思うんだけど
みんなと相談して決めたら？ と、微笑むマスター
【カラドボルグ】
そうね！
この美しさをもう少し
みんなに説明してみるわ！
姫達に一所懸命プレゼンする彼女
自ら踏み込んだことで、 姫達との間に絆が生まれた
それが彼女に、また新たな力 天戒『宿運の予言』を 授けていたのだった
その帰り道……
【カラドボルグ】
ありがとうね、マスター
突然、彼女がお礼を言った
なんのこと？ 尋ねるマスター
【カラドボルグ】
あの時…
私の運勢が大凶だと教えた時…
【カラドボルグ】
『信じる』って言ってくれて、
ありがとう
【カラドボルグ】
待っている未来が
希望か絶望か分からないけど…
【カラドボルグ】
思ったの
【カラドボルグ】
夜がいつ明けるかわからないのなら、
私達が明けてあげる努力を
すればいい
【カラドボルグ】
世界中の子供達の未来を照らす灯り…
誰も見たことのない、
美しい光になればいいのよ
微笑む彼女
【カラドボルグ】
さ、行きましょ
【カラドボルグ】
みんな～！
お土産、買って来たわよ～～
さっき買ったアイテムを手に、 笑顔の子供達の元に歩んでいく カラドボルグだった
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