310281213 ダーインスレイヴ・聖鎖・マリク 浄炎猛る断頭剣
戦場―――
先日、ダーインスレイヴに 罰を与えられた姫が ピンチに陥っている
そこに……
【ダーインスレイヴ】 わたしに任せろっ!!!
間一髪、 助けに入るダーインスレイヴ
そして、姫に告げる
【ダーインスレイヴ】 ………すまなかった
【ダーインスレイヴ】 わたしが…間違っていた
【ダーインスレイヴ】 愚かだった
【ダーインスレイヴ】 本当に…すまない
頭を下げ謝罪する彼女
しかし、姫は言う
これからは…仲間として、 一緒に考えて答えを 出していって欲しい…と
【ダーインスレイヴ】 ………!
【ダーインスレイヴ】 ……わかった
【ダーインスレイヴ】 約束するよ
武器を手に取り、 敵に突っ込んで行く ダーインスレイヴ
【ダーインスレイヴ】 くらえっ!!
【ダーインスレイヴ】 『浄炎猛る断頭剣』―――ッ!!
心境の変化が、 彼女に新たな力を授けていた
そして……
戦闘後、マスターと 向き合っているダーインスレイヴ
【ダーインスレイヴ】 吹っ切れたよ
【ダーインスレイヴ】 おぬしの言う通り…
【ダーインスレイヴ】 そして、あの子が 言ってくれたように…
【ダーインスレイヴ】 これからは 仲間と一緒に 答えを出していく
【ダーインスレイヴ】 だからマスター
【ダーインスレイヴ】 見守っていて欲しい
もちろん! 嬉しそうに答えるマスター
【ダーインスレイヴ】 でも…
【ダーインスレイヴ】 キル姫とは、マスターを守り 支えるための存在だ
【ダーインスレイヴ】 こんな風にマスターを 頼ってしまう自分は、 キル姫として『罪』なのでは…?
【ダーインスレイヴ】 もし、マスターといることが 罪だったとしたら…
【ダーインスレイヴ】 わたしはマスターの元を 離れられるだろうか?
【ダーインスレイヴ】 考えただけで、 恐ろしくなってしまうな
照れつつも微笑んだ彼女の瞳に、 もはや冷徹な光はなかった
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