310422113 モラベガ・妖精結合・ピスカ 復活兎の双炎
【モラベガ】 ふぅっ…なんとか倒せたねっ
【モラベガ】 兵士さん達はイースターエッグを 割るとか言ってたし… このままもらっちゃっても、いいよね?
焦った状態で戦い続けたモラベガは 普段以上に消耗していた
【モラベガ】 さぁ、マスター 早く戻って、ご飯を作らなきゃ…
強がってはいるものの、 ふらり、と足がもつれるモラベガ マスターはそんな彼女をそっと抱えた
昼食作りは他の姫達に任せて 少し休もう、とマスターは伝える
【モラベガ】 ごめんね、マスター でも、最後までやらせてよ みんなのために頑張りたいんだ…
息を切らしている彼女だったが まだ他の姫達のために 働こうとしていた
それだけ彼女は他の姫達ともっと 仲良くしたいと思っているのだろう と、マスターは理解する
しかし人見知りが故に こういったイベントでもないと 上手に接することができないようだ
彼女の思いを汲んでやりたいが これ以上の無茶はさせられない
マスターはそう考えて 彼女を休ませるために、 こう言い聞かせた
選択肢:
- みんなに事情を伝えよう → select_label_01へ
- きっとみんな手伝ってくれる → select_label_02へ
- ウサギに手伝ってもらおう → select_label_03へ
マスターはそう考えて 彼女を休ませるために、 こう言い聞かせた
select_label_01:
【モラベガ】 だ、だから駄目だよっ お昼ご飯に間に合わないのも 全部私達のせいだもん…っ
select_label_02:
【モラベガ】 そうかもしれないけど… 私達がみんなのためにしたいんだっ
select_label_03:
【モラベガ】 手伝えるわけないよっ!? …もうっ、マスター ちゃんと説明してよっ
select_label_end:
じゃあ、立場を入れ替えて考えよう キミが逆の立場だったらどう思う? と、マスターは尋ねた
【モラベガ】 逆って… まるっと逆?
うむむ…と、 モラベガは首を捻って思案する
【モラベガ】 …みんなが、私達と仲良くしようと してくれて、でもトラブルがあって できなくなって…
【モラベガ】 …お昼ご飯を作ってもらえないかな って、頼られること…?
嫌だと思うかな? と、マスターは重ねて尋ねる
【モラベガ】 …ううん、嬉しいよ 私達を頼ってくれたなら
それはみんな同じ気持ちなんだよ と、マスターは微笑んだ
【モラベガ】 …そう、なのかなぁ?
【モラベガ】 …私達、一人でやろうって 張り切りすぎて、 大事なことを見落としてたのかも…
【モラベガ】 頼られたら嬉しいよね …マスターもそう思う?
うん、とマスターは力強く肯定した
【モラベガ】 そっか…そうだよね
他の姫達を頼ろうと 思える気持ちに変わったとき モルベガに新たな力が宿る
【モラベガ】 『復活兎の双炎』が 今なら使えそうな気がするよっ
彼女のニコッとした笑顔で エッグハントは終幕を迎えた…
隊に戻ってきた二人は 材料を抱えたまま 隊の姫達に頭を下げた
【モラベガ】 みんな、ごめんなさいっ 昼食作り、一緒に手伝って もらえないかなぁっ?
モラベガが素直に事情を説明すると どの姫達も喜んで作業に参加していく
みんなの力を合わせて、 イースターのご馳走が 見る見るうちに完成していった
【モラベガ】 わぁぁ!すごいすごい! みんな、本当にありがとう
他の姫達もいつにも増して 張り切っている様子だと マスターの目には映る
キミが頼みごとをしてくれたのが よほど嬉しかったんじゃないかな と、マスターはモラベガに話しかけた
【モラベガ】 …うんっ! 大事なことを教えてくれて ありがとう、マスター
【モラベガ】 えへへっ…たまにはみんなに、 甘えてみてもいいかなぁ…?
【モラベガ】 …なんてねっ さぁ、楽しい昼食の始まりだよっ 冷めない内に食べよう、マスター!
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