Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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320042211 パラシュ・D. plug・アスタロス ハロウィンver. 施しの意味

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3200421.png 【パラシュ】 さて、と 必要な物資はこれで調達完了だ

3200421.png 【パラシュ】 要る物のリストを作るのは 面倒だったけど これで買出しの任務完了かな

助かるよ、ありがとう とマスターはパラシュに礼を告げた

3200421.png 【パラシュ】 君の頼みならお安い御用だ さ、早く拠点に戻ろう

非常に仕事熱心な性格のパラシュ マスターの理想に 尽力してくれる頼もしい仲間だ

3200421.png 【パラシュ】 …なんだい、マスター ボクのほうをじろじろと見て… 衣装に変なところでもあるのかい

ううん、問題ないよ とマスターは首を横に振る

せっかくの衣装なんだし ハロウィンを楽しみたいね とマスターは提案してみる

3200421.png 【パラシュ】 衣装はマスターが言うから 仕方なく着てるだけだよ…

3200421.png 【パラシュ】 それに、ご覧よマスター ハロウィンの格好をしている人は いるけど、飾り付けは全くないよ

マスターも辺りを見渡してみる 確かに、民家には飾り付けの ひとつもない

どうしたんだろうとよく見てみれば 街の人々はお菓子の入った箱や カボチャの飾り物を広場へ運んでいる

3200421.png 【パラシュ】 ああ、この街のハロウィンは 一ヶ所に集まってやるんだ 効率いいんだか悪いんだか

ちょっと見に行ってみようよ とマスターが声をかけると…

3200421.png 【パラシュ】 …それも任務かい? マスター

彼女は眉をひそめた

3200421.png 【パラシュ】 君の理想を実現させることが ボクの使命なんだ わざわざ寄り道する必要ないだろう

たまにはパラシュにも 羽根を伸ばしてほしいんだけどな とマスターは伝える

3200421.png 【パラシュ】 はぁ… マスター、正直に言うとね ボクはハロウィンは嫌いなんだ

子供達はお菓子をもらえるし みんな幸せになるいいお祭りじゃない とマスター

3200421.png 【パラシュ】 子供達にお菓子を与えるだって? 弱者に褒美を与えて何になる? そんなことをしても意味はないよ

意味を求めてやっている わけじゃないんだけどね

ただ、人とのつながりは 大きな力になることもあるんだ とマスターは伝える

3200421.png 【パラシュ】 弱者は弱者だ それ以上でもそれ以下でも…

マスターとパラシュが そんなやり取りをしていたとき…

3200421.png 【パラシュ】 …っ? あれは…っ

魔獣だ、魔獣が出た! とハロウィン会場から 街の人々が一目散に逃げてきた

大変だ! パラシュ、みんなを守って! とマスターが指示を出す

3200421.png 【パラシュ】 わざわざ弱者を助けろって? まったく、 お人好しのマスターだよ

3200421.png 【パラシュ】 …まぁ、君の頼みなら 仕方ないね

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