Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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320131211 レシェフ・獣刻・ネルガル 眩きヒカリと冥きヒカリ

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戦闘が始まった

3201311.png 【レシェフ】 はぁぁぁぁぁぁっ!!

マスターの隊に新しく入った姫、 レシェフが戦場を勇ましく駆け抜ける

3201311.png 【レシェフ】 今、ここで力の封印を解く…! 太陽神の輝きと、冥界の統治者の闇、 相反するふたつの力をくらうがいい!

両手からそれぞれ光を放つ彼女

3201311.png 【レシェフ】 あたしは光と闇、両者の力を司る者!

3201311.png 【レシェフ】 右腕からは眩きヒカリ!

3201311.png 【レシェフ】 そして左腕からは、 冥きヒカリ!!

3201311.png 【レシェフ】 ふたつのヒカリを操るあたしは… 最強なんだぁぁぁっ!

解き放ったふたつのヒカリで、 敵を一掃するレシェフ

3201311.png 【レシェフ】 光あるところにあたしあり、 闇あるところにもあたしありだ!

彼女の大活躍のおかげで、 マスターの隊は見事、 勝利を収めるのだった

そんな彼女を頼もしく思うマスター

3201311.png 【レシェフ】 太陽神であり、冥界の統治者 つまり、光と闇の両方の力を使える、 最強のあたしにとっては当然だっての

だが、そう嘯く彼女の態度は、 隊内ではあまり よろしくないものだった

3201311.png 【レシェフ】 ちょっと、あんた… 光と闇の力を使える このあたしに逆らう気?

能力の高さをひけらかし、 他の姫に高圧的に接する

ゆえに、隊の姫からの評判は良くない

3201311.png 【レシェフ】 ふん、なに? 文句でもあるの?

隊の中で、次第に 孤立するようになっていく彼女を、 マスターは気に掛けていた

3201311.png 【レシェフ】 ……ふん

彼女の目には… “闇”とは別の陰りがある… と

そんな、ある日――

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3201311.png 【レシェフ】 ………

マスターは、一人でふらりと 出掛ける彼女を目撃 その後をつける

どこになにしに行くんだろう? 不思議に思ったマスターは、 あえて声を掛けずに後を追う

3201311.png 【レシェフ】 ………

ピタリと彼女が立ち止まる やってきたのは、 深い山奥

3201311.png 【レシェフ】 ~~~~~~~

よく聞き取れないが、 なにやら怪しげな呪文を唱えている

3201311.png 【レシェフ】 ~~~~~~~

戦闘で使う新しい術の特訓かな? と思うマスター

3201311.png 【レシェフ】 ハァァァァァァ……

みんなに尊大な態度を取っていたが、 実は隠れて努力するタイプだったのか …と、微笑ましく思ったマスターは、

嬉しくなり、彼女に声を掛けた

3201311.png 【レシェフ】 !!

3201311.png 【レシェフ】 …なっ! マ、マスター…!?

とんでもなく驚いた表情を 見せる彼女

3201311.png 【レシェフ】 み…見たな!!

今にも襲い掛かってきそうな 恐ろしい目で、マスターを 睨みつけるのだった

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