320191202 シユウ・D. plug・ベルゼブブ “じゆう”ってなんだ?
次の日―
【シユウ】 うがああぁぁ!
また、隊の姫と揉めている彼女
マスターがその現場に現れる
【シユウ】 …!マスター
しかしマスターは、 昨日とは違って、 その様子を見守ることにした
【シユウ】 …?
【シユウ】 どうしたんだ、マスター? とめないのか…?
うん、今日は止めないよ 自由にしていい そう彼女に告げるマスター
【シユウ】 …! じゆうにしていいのか!?
【シユウ】 ………
自由にしていいと言われ、 ケンカを再開するかと思われたが、
【シユウ】 そ、そうか…
【シユウ】 ………
シユウは “どうしたらいいか分からない” といった感じで、
一人、どこかへと去っていった
その夜…… マスターは、シユウの元を訪ねた
【シユウ】 …ん?なんだ?
どうしてるか気になったから とマスター
【シユウ】 べつに…
【シユウ】 でも、マスターが ねろというのなら、ねるぞ
うぅん、 シユウの好きな時間に寝ていいよ とマスターがシユウに告げる
【シユウ】 …!ほ、ほんとか…? ねろって “めいれい”しないのか…?
うん、ここでは キミの自由にしていいんだ と、マスター
【シユウ】 !! じゆうに…?
【シユウ】 すきにしたあとで、 ダメだって“めいれい“したり しないのか?
「ああ、シユウは何したい?」 とマスターが尋ねる
【シユウ】 う、うぅ… うがあぁぁっ!
【シユウ】 きゅうにきかれたって、 わからないぞっ!
マスターの言葉に悩んでいた シユウが、大声を上げる
そんなシユウにマスターは 明日、街に行く提案をする
【シユウ】 そ、そっか… まちならやりたいことも みつけられるっ!
でも、今日は夜遅いから 明日にしようか、と言うと、 彼女は嬉しそうに笑った
【シユウ】 わかった! いまからいっても、 つまらないからなっ!
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