320293211 レム 一体何事ですか!?
【レム】 …………
違う世界からやってきたというレム その状況のせいか、不安そうな 顔をしていることが多い
【レム】 あっ、マスター様がいらしたのに 気付かなくてすみません…
ここ数日、レムはずっと こんな調子だ
【レム】 何か御用でしょうかマスター様 レムにできることであれば お手伝いさせていただきますが…
この世界に来たのがレムひとりだけ という状況でない分マシではあるが やはり気になるマスター
【レム】 あの…ずっと黙ったままですけど レム、何かしてしまいましたか?
気分転換しよう! とマスターはレムに宣言する
【レム】 え、ええっ、えっと あの、は、はい…っ!
マスターの勢いに圧倒され 思わず返事をしてしまうレムだった
【レム】 マスター様これからどちらへ? それより、どうしてレムを…
選択肢:
- 行きたいところがあるんだ! → select_label_01へ
- 嫌だったかな? → select_label_02へ
- レムと一緒にいたかった → select_label_03へ
マスター様これからどちらへ? それより、どうしてレムを…
select_label_01:
【レム】 ご、ご一緒できて光栄です!?
select_label_02:
【レム】 そんなことありませんが…
select_label_03:
【レム】 急にどうされたんですか?
select_label_end:
【レム】 すんなり教えてくださる訳では なさそうですね… マスター様は時々いじわるです
あまりからかってもいけない マスターはレムを元気づけたかった と話す
【レム】 そう、ですか… 元気がないように 見えてしまいましたか…
【レム】 ご心配をおかけするなんて メイドとして情けないです
【レム】 いえ、決して マスター様に不満がある ということではありません
【レム】 ですが、結果的にご迷惑を それはとても反省しています…
そんなことはない、とマスター むしろもっと頼ってほしいと レムを諭す
【レム】 …では、今度からはそうしますね マスター様はお優しい方です
レムを元気づけられたかは わからないけれど、肩の荷は 少し下ろしてあげられたようだ
【レム】 ところでマスター様 どこへ向かっているかは 本当に教えてもらえないんですか?
まだ内緒、とマスター
【レム】 やっぱり、訂正します マスター様はいじわるな方ですね
むくれるレムだが 気が付くとマスターと顔を合わせ ふたりして笑っていた
【おばさん】 なんだ、もう来てるじゃない!
突然声を掛けられ 驚くマスターとレム
【おばさん】 まったくこっちは ずっと支度して待ってたんだからね ほら、早くこっち来る!
急展開に頭がついていかない マスターとレムは おばさんのなすがままになる
【レム】 えっ、ああっ! ま、マスター様っ!
レムはおばさんに拉致されてしまった
【レム】 …………
そこには 花嫁衣裳に着替えたレムが立っていた
【レム】 こ、これは一体何事ですか!?
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