330041201 天沼矛 聖鎖 大きくなっちゃいました
新しくマスターの隊に入った少女、 天沼矛
彼女は少々おっとりした性格で…
【天沼矛】 …………
ねぇ、天沼矛
ぼ~っと佇む天沼矛に 声を掛けるマスター
だが…
【天沼矛】 …………
ねぇ、天沼矛
【天沼矛】 …………
ねぇったら!
【天沼矛】 わわわ! な、なんですか、マスター!? 突然、大きな声出して!
いや、呼んでも 返事してくれないから
【天沼矛】 …あ、ごめんなさい 考え事してました
【天沼矛】 考え出したら頭の中が ぐるぐる回っちゃって…
なに考えてたの?
【天沼矛】 え?なにって…?
【天沼矛】 そ、それはぁ…
と、顔を伏せる彼女
【天沼矛】 …………
そんな彼女にマスターは…
最近、戦闘での調子が悪いから、 落ち込んでるんじゃないかと 思ってね、声を掛けたんだ
【天沼矛】 …! ちょ、調子が悪いって… それは…!
【天沼矛】 だ、だって…
なぜか、急に顔を赤くする彼女
【天沼矛】 も、もう~!
【天沼矛】 なに考えてるんですか!? マスターは!!
と、突然怒り出してしまった
え?いや、 『なに考えてる』って、 考え事してたのは君でしょ?
そう返すも…
【天沼矛】 いくらマスターだからって…
【天沼矛】 秘密です!!
そう大声で言って、 去って行く
なにがなにやら さっぱり分からない マスターであった
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