330101212 ロンゴミアント・D. plug・グラシャラボラス 戦う者の本懐

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次の日─

【ロンゴミアント】 う…うぅ…

目を覚ますロンゴミアント

【ロンゴミアント】 わ、私は…

思ったより傷は浅く、 幸い彼女は一命を取り留めていた

大丈夫？

そう尋ねるマスターに頷こうとした ロンゴミアントだったが、 マスターの顔を見て目を見開いた

【ロンゴミアント】 目の下にクマが… まさか…マスターが徹夜で 看病をして下さったのですか…？

傍らにいたマスターが、 その問いに答える

きみは寝ないで、 僕を守ってくれた

僕だって、 寝ないで看病くらい させてもらうよ

【ロンゴミアント】 そ、そんな…

【ロンゴミアント】 これでは… 斬ル姫失格です…

落胆の表情を見せる彼女

僕のせいで、 きみが倒れる方が もっと悲しいけどな

【ロンゴミアント】 し、しかし…

【ロンゴミアント】 それでは… 私の気が収まりません…

どうして？

マスターが尋ねる

【ロンゴミアント】 ……嬉しかったのです

【ロンゴミアント】 『頼りにしている』

【ロンゴミアント】 そう言ってもらえたことが…

ハッとするマスター

その一言で、 彼女は命を捨ててまで僕を守ろうと… そこまで思ってくれていたのか…

でも…

【ロンゴミアント】 …え？

守ろうとしてくれるのは嬉しいけど、 そのために命を捨てるようなことは しないで欲しいんだ

【ロンゴミアント】 ！！

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