330101213 ロンゴミアント・D. plug・グラシャラボラス 血塗れの猛炎
【ロンゴミアント】 な…なぜです…? 私は…マスターのために…!
その言葉を聞いて、 マスターが彼女を庭に連れ出した
【ロンゴミアント】 マスターは… なぜそのようなことを…
【ロンゴミアント】 私は…駒としてではなく、 初めて戦士として認めてくれた あなたに尽くしたいのに…
思い悩む彼女が、 庭先で見たものは……
【ロンゴミアント】 ……わぁ!
そこには、 彼女が大好きな真っ赤な花が たくさん咲いていた
【ロンゴミアント】 ……キレイ
見とれる彼女に、 マスターが花束を渡す
【ロンゴミアント】 …! これ…私に…ですか?
僕を守ってくれたお礼だよ
【ロンゴミアント】 ……もしかして
【ロンゴミアント】 私が見たマスターの未来って… 鮮血ではなく、 この赤い花束だったんだ……
そう言う彼女に、 マスターが告げる
赤いものを見ると 感情が昂ぶるんだよね? だから―
『赤』という色から、 ケイオスリオンに使役されていた頃の “血”を思い起こすんじゃなくて…
【ロンゴミアント】 …!
【ロンゴミアント】 『赤』といえば… 美しい花を連想できるように…?
そう、そんな君になって欲しいな これからもずっと一緒に、 花を見られるようにね
【ロンゴミアント】 そのために… 命を捨てるなと… そう仰って下さるのですね…!
マスターの想いに、 彼女のバイブスが共鳴した
それは彼女が新たなるスキル 『血塗れの猛炎 -デビルズアーツ-』に 目覚めた瞬間でもあった
【ロンゴミアント】 …わかりました!
【ロンゴミアント】 このロンゴミアント ・D. plug・ グラシャラボラス…
【ロンゴミアント】 未来永劫、命を粗末に するようなことは致しません
【ロンゴミアント】 その代わり…
【ロンゴミアント】 マスターに救って頂いた、 この命… 最大限に燃やします!
【ロンゴミアント】 これからずっとあなたを… お守りするために!!
そう宣言した彼女の瞳には、 真っ赤な決意の炎が満ち溢れていた
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