Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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340211211 リリルカ・アーデ 心の距離

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3402111.png 【リリルカ】 今です! 攻撃をお願いします!

3402111.png 【リリルカ】 これでおしまいのようですね 皆さん、お疲れ様でした

リリルカは礼儀正しく お辞儀をして隊の姫達に 労いの言葉を掛ける

違う世界から現れ、成り行きで マスターの隊に入ったリリルカ

元の世界ではサポーターだった という彼女のアシストは確実に 姫達の支えとなっていた…のだが

3402111.png 【リリルカ】 それでは… リリはこれで失礼しますね 何か御用があればお呼びください

戦闘が終わると そそくさと姫達の輪を 離れていこうとするのだ

3402111.png 【リリルカ】 …………

野営地を抜け出して 何かをしている訳ではなさそうだが 距離を置いているのは間違いない

そんなリリルカに マスターが声を掛けようとするが…

リリルカの姿はすでになかった

ある日のこと

3402111.png 【リリルカ】 皆さんのサポートは 今日もばっちり リリにお任せください!

任務を行うにあたり 姫達に挨拶をするリリルカ マスターも声を掛けようとするが…

3402111.png 【リリルカ】 あっ… ちょっと思い出したことがあるので リリは少し先に行っていますね!

話す間もなく リリルカはいなくなってしまう

またある日のこと

3402111.png 【リリルカ】 聞いてくださいベル様~!

同じ世界から来た仲間と 楽し気に話すリリルカ

マスターもその輪に加わり 話をしていると…

3402111.png 【リリルカ】 …………

いつの間にか リリルカの姿はなかった

3402111.png 【リリルカ】 ひとまず戦闘終了です! 皆さんの強さはリリも サポートし甲斐があります!

3402111.png 【リリルカ】 それではリリは これで失礼させていただきますね

ちゃんと任務に参加はしてくれるが どうして話しさえしてくれないのだ と落ち込んでしまうマスター

3402111.png 【リリルカ】 あ…あの、マスター様?

そんなマスターの様子を見かねてか 珍しくリリルカのほうから 話しかけてくれたようだ

3402111.png 【リリルカ】 ひとつ…質問があるのですが どうしてマスター様はリリのことを 気に掛けてくださるのですか?

選択肢:

ひとつ…質問があるのですが どうしてマスター様はリリのことを 気に掛けてくださるのですか?

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3402111.png 【リリルカ】 心配は無用です

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3402111.png 【リリルカ】 そんなこと言われましても…

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3402111.png 【リリルカ】 な、何を言い出すんですか!

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何より、仲間なんだから 問題や悩み、不満があるなら 打ち明けてほしい、とマスター

3402111.png 【リリルカ】 仲間…

そう、仲間なんだよ マスターは念を押して伝えるが リリルカの反応は芳しくない

3402111.png 【リリルカ】 仲間なんて そう簡単になれませんよ…

3402111.png 【リリルカ】 リリは元の世界で、 嫌というほど思い知りました…

リリルカが小さくつぶやく マスターはその声を 聞き取ることはできなかった…

しかし、リリルカの雰囲気から 嫌われている訳ではないと察した、 マスターは安堵の息を吐く

3402111.png 【リリルカ】 変な人ですね…

3402111.png 【リリルカ】 けれど、マスター様が とてつもなくお人よしだ ということはよくわかりました

そうかなぁ? とリリルカの指摘に 首をかしげるマスター

3402111.png 【リリルカ】 そうですよ と、そんなことよりそろそろ 出発したほうがいいんじゃないですか

リリルカの態度が少し 軟化したようだと感じたマスター

まだ、なんとなく 警戒されているような感じはするが 共に先へと進むのだった

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