350141212 巴 マミ 思い出のひとつ
【マミ】 ひとまず、戦いには 影響が出てないみたいね…
マミの魔法の異常は 戦闘時には感じられなかった
と、なるとなおさら 服が変化してしまった 原因が気になるマスター
【マミ】 うーん 戦えるなら一応大丈夫だと思うけど…
マミは気にしなくても 大丈夫だと話すが マスターはそうはいかないと言う
【マミ】 私はマスターの力になれれば 今の私の役目を果たせるから…
だが、もし突然元の世界に戻ったとき 何か魔法に影響があった場合に 困るのはマミだろう…
それは避けたいと考えるマスター
【マミ】 …もう、マスターは 本当に優しいんだから
【マミ】 そんなに優しすぎると 損な役回りばかり することになっちゃうわよ?
でも、マミのことが心配だ とマスターは譲らない
【マミ】 マスターがそこまで言うなら… でも、原因に心当たりもないし 解決できるかわからないわ…
それでも、とマスターは 何か手掛かりはあるはずと 今まで行った場所を辿ろうと提案する
【マミ】 そうね やるだけやってみましょう!
【マミ】 この場所で この格好になったのだけど…
【マミ】 ここに何かあるなら さすがに気付くはずよね
【マミ】 うん、違うところに 行ってみようかしら
【マミ】 自然のエネルギーが 魔法に何か影響したのかしら…
試しに、とマミが魔法を使う だが、変化は起きなかった…
【マミ】 魔法は関係ないのかしら… うーん、次に行ってみましょうか
【マミ】 この国で何かおかしなことを された記憶はないけれど…
【マミ】 戦っている最中にも とくに変わったことはなかったし…
【マミ】 ここでも変わったことは なかったと思うわ
成果の無さに 少し落ち込むマスター
【マミ】 …私、マスターと いろんなところに訪れていたのね
マミはそう言うと マスターの顔を見て微笑む
【マミ】 関係ない話でごめんなさい でも、あなたと見てきた景色を 改めて巡ってみて思ったの
【マミ】 ここに来てから たくさんの出来事があったわ
【マミ】 魔女だけでなく たくさんの敵と戦った…って、あら?
今までのことを振り返っていた マミの思い出に呼応するように 現れる敵兵達
【マミ】 あっ、このあたりは 獣の変装してないと ダメなんだっけ…
原因究明に集中していたせいか 兵士に取り囲まれていることに マスターも気付かなかった
敵はやる気だ 迎撃するしかない
【マミ】 もう、戦ったことまで 再現してくれなくていいのに…っ!
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