360061203 ミストルティン・獣刻・ドリュアス 獣血『妖樹の誓約』
数日後─
【ミストルティン】 ………
戦闘後の休日 彼女はまた大樹の元にいた
その近くには、同じ隊の姫たち
【ミストルティン】 いかがですか、みなさん?
彼女は己の魔術で、 傷を負った姫たちに 手当てを施していた
選択肢:
- みんな、喜んでいるよ → select_label_01へ
- みんな、きみに力をもらったみたい → select_label_02へ
- 変わったね、ミストルティン → select_label_03へ
彼女は己の魔術で、 傷を負った姫たちに 手当てを施していた
select_label_01:
【ミストルティン】 私も嬉しいです
select_label_02:
【ミストルティン】 それは私の方です
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【ミストルティン】 あの人のおかげです
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そう言って、 優しい目でマサムネを見る彼女
【マサムネ】 傷が癒えていく ありがとう、ミストルティン
【ミストルティン】 お礼を言うのはこちらの方です
【ミストルティン】 マサムネさん…あなたは 大切なことに気づかせてくれました
【マサムネ】 拙者はなにも… そなたが自分で気づいたのだ
【ミストルティン】 ふふ、やっぱり…
【マサムネ】 …なんだ?
【ミストルティン】 強い人は…優しいのですね
【マサムネ】 …!
【ミストルティン】 まだまだ、 あなたには及びませんが… 今では私も…
【ミストルティン】 マスター様の “心”を救うために戦いたい そう思っているのです
その想いがマスターのバイブスと共鳴 新たな力、獣血『妖樹の誓約』に 目覚めていた
【ミストルティン】 マサムネさん…あなたは マスター様をしっかりと見据えながら さらにその先までを見ていた
【ミストルティン】 それに比べ、私は… マスター様を見ているようで、 自分のことしか見ていなかった…
【ミストルティン】 私もあなたのように… もっと本当の意味で マスター様を見つめてゆく
【ミストルティン】 そう決意しました
【マサムネ】 できるよ、そなたなら
【マサムネ】 みんなを包み込む大きな樹のように
大樹に手を当て、 ミストルティンがつぶやく
【ミストルティン】 私…誓います
【ミストルティン】 今より、もっともっと… 強くなると
【ミストルティン】 世界中の大地に… 養分を分け与えられるくらいに
そう言って、 前を見据えた彼女の瞳は、 眩しいくらいに輝いていた
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