360312214 ヘスティア バイト がんばったね、おめでとう
ある日、戦いを終えた後のこと…
【ヘスティア】
小さいとかかわいいとか
今言うことじゃないだろ～！
ヘスティアは相変わらず姫達に 可愛がられているが 戦闘において活躍の場を増やしていた
姫への援護や指示 マスターとともに 作戦を練ることもある
【ヘスティア】
どうしたんだい？
こっち見てにやけたりなんかして
にやけていた訳ではなく ほっとしてたんだと慌てて 訂正するマスター
【ヘスティア】
ふふ、わかってるよ
ボクもキミといると安心するから
戦いの時は特にね
【ヘスティア】
キミとボクは同じ
戦えないという不安を抱えてる
…そう思ってたんだけど、違った
【ヘスティア】
どんなに怖くて、どんなに不安で…
でも、それでもみんなを信じて
戦いの場に立ち続ける
【ヘスティア】
ボクが言わなくても
それができてたんだよ、キミは
【ヘスティア】
そう気付いたら、キミのことを
もっと尊敬しちゃってさ
そしたら…なんか安心できたんだ
そ、そんなことないよ とマスターは謙遜する
【ヘスティア】
そんなことある！
それってすごいことなんだよ？
ヘスティアのまっすぐな瞳に マスターはありがとう、と返す
【ヘスティア】
うん、それでいい！
【ヘスティア】
マスターが信じてくれれば
ボクもそれに応える
【ヘスティア】
惜しみなくみんなへ信頼を
向けてくれるキミを支えたいんだ
【ヘスティア】
…みんなキミに対してそう思ってる
ボクも同じだっ覚えておいてほしい
そう語るヘスティアは マスターとの共鳴を高め 『がんばったね、おめでとう』を得る
自分も支えられるだけじゃなく ヘスティアを支えるよ と宣言するマスター
【ヘスティア】
もし、またピンチになったら
今度はキミがボクの手を
握ってくれるってことかな？
女神様と一緒なら その手を引いてどこまでも と少し格好をつけるマスター
【ヘスティア】
言ったな～？
ふふ、期待してるからね
満足そうに笑うヘスティア この笑顔とともにあれば この約束を違えることはないだろう
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