40012202 アルテミスストーリー クマのぬいぐるみ
アルテミスと共に 街にやってきたマスター
【アルテミス】 …………
道中、ずっと黙りっ放しだった彼女 この店に入ってからも無言だ やはり、なにか怒っているのだろうか
【アルテミス】 …あ…あの! マスター!! ちょっといいですかッ!?
…来た やっぱり説教タイム… と身構えるマスター
【アルテミス】 …こ!これ… あげます!
何か買っていると思ったら… 彼女が差し出したのは クマのぬいぐるみだった
選択肢:
- …えっと…なんで、ぬいぐるみ…? → select_label_01へ
- ぬいぐるみの趣味は特に無いけど… → select_label_02へ
- 今日…誕生日じゃないけど…? → select_label_03へ
何か買っていると思ったら… 彼女が差し出したのは クマのぬいぐるみだった
select_label_01:
【アルテミス】 な、なぜって… …も!もういいです!!
select_label_02:
【アルテミス】 な、なんと…!こんなにも 可愛いってのに…!!
select_label_03:
【アルテミス】 …し、知ってます!誕生日以外に ぬいぐるみを送ってはいけないって 決まりは…っ!
select_label_end:
【アルテミス】 あ、あぁ、そうですか!? いらないですか!? じゃ、じゃあ、そういう事で!!
…と、急に怒って、 店を飛び出していくアルテミス
後を追うマスターだったが、 相手はキラープリンセス
【アルテミス】 お、追いかけてこないで下さい!! うぬぬぬぬ…!
とんでもない速度 とんでもない体力 なかなか追いつけない…
【アルテミス】 はぁ…はぁ… まったく… しつこいマスターですね
いつの間にか2人は、 街から外れた森へと入っていた
【アルテミス】 え? さっきのぬいぐるみ…ですか? クマの…
【アルテミス】 どうして? と…聞かれましても…
【アルテミス】 その…今まで… 男性にプレゼントなんて した事ないから…
【アルテミス】 なにをあげたら良いのか分からず… だから…私の一番好きなものを あげようと…
【アルテミス】 それで…お… 想いを伝えたかった…
【アルテミス】 感謝の気持ちを… 伝えたかったのです…!
と、真っ赤な顔で俯くアルテミス
【アルテミス】 っ! あ、雨…
それは、この土地特有の スコールがもたらす 激しい雨だった
【アルテミス】 ど、どうしよう…! マスターにあげた クマさんが…!!
【アルテミス】 っ!! マスター… 自分の懐に…
【アルテミス】 …きゃっ! あ…ちょ…ちょっと!!
豪雨から逃れるため、 アルテミスの手を引き 走り出すマスターだった
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