40056204 与一_制服ストーリー 『紅染独歩の眼界』
数日後―― 部活へ向かう与一に マスターはばったり出くわした
【与一】 あ、マスター! 先日は色々と… ありがとうございました!
明るく自信に満ちた様子が 与一からはひと目で感じられた
【与一】 私、次の部長に選んでいただけるよう 頑張ることにしたんです!
【与一】 梓弓先輩と並ぶためには… まず先輩の通った道を歩み 見てきたものを学び取らねばと…!
【与一】 今まで以上に、梓弓先輩には 教えを請うています!
【与一】 時間は限られていますから… 少しでも吸収しないと!
与一は もう残りの日々を 悲観してはいなかった
【与一】 私…自分の腕を磨くことに 一生懸命になっていました
【与一】 ですが、部長になったら 部員全員の成長を気にかけて いかなくてはなりません
【与一】 この前もお話した通り 後輩の指導にも 力をいれなくては…!
【与一】 『紅染独歩の眼界』 広い視野を持って… 弓道部全体を盛り上げていかないと!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【与一】 そういえば…マスター? 聞きたことがあったんです
【与一】 本当は… あの本の結末 …知ってたんじゃないですか?
選択肢:
- そうだとしても答えを出したのは君だ → select_label_01へ
- タイトルがわかったのはあの後だよ → select_label_02へ
- 僕は何もしてないよ → select_label_03へ
本当は… あの本の結末 …知ってたんじゃないですか?
select_label_01:
【与一】 …そう、ですよね
select_label_02:
【与一】 たしかに、そうでしたね
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【与一】 そういうことにしておきます
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【与一】 でも…でもですよ! これだけは ハッキリしています!
【与一】 あの日…あの場所で マスターに会えたことが きっかけですから…!
与一はゆっくり深呼吸をする そして背筋をぴんと伸ばして マスターを見据えた
これならきっと 与一に部長は決まりだと マスターは思う
しかしそのあと与一は 急に恥ずかしくなったのか うつむいてしまった
【与一】 あの…マスター? お願いがあります…
【与一】 私がちゃんとできているか… これからも、見ていて下さい…!
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