40063204 正月_アロンダイト 『尊崇なる信心の弓』
あれから数日後
また、あの日と 同じ社(やしろ)に 来ている2人
【梓弓】 今日は空いてますね
【梓弓】 でも何度来ても、 いいもんですよね、 初詣って
【梓弓】 えっと~
選択肢:
- なにを探しているの…? → select_label_01へ
- 甘酒でも飲みたいの? → select_label_02へ
- トイレはあっちだよ → select_label_03へ
えっと~
select_label_01:
【梓弓】 多過ぎて、分かんなく なっちゃいました…
select_label_02:
【梓弓】 違いますよぉ
select_label_03:
【梓弓】 もぅ、そうじゃありません
select_label_end:
【梓弓】 …あ、あった!
指さした先には、 彼女が木の枝にくくりつけた 「凶」のおみくじ
【梓弓】 あれから考えたんです
【梓弓】 運命は自分の手で変えられる でも…どうしたら、 本当に変えられるのか
【梓弓】 そのためには… “みんなが信じる”こと
【梓弓】 あの日…わたくしの 凶みくじをマスターは 破って下さった
【梓弓】 それは「運命は変えられる」 という想いからですよね…?
【梓弓】 マスターはそう信じていた その姿を見て…わたくしも 信じようって思えたんです
【梓弓】 そうやって… ひとりひとり増えていって… 多くの人間が信じる事が出来れば…
【梓弓】 きっと…戦いのない 平和な世の中は来ると思います
【梓弓】 みんなで…運命は変えられる
【梓弓】 そのために…個々の力を蓄える それが今の わたくしに課せられた使命
【梓弓】 そう信じています
光を放つ彼女の両の手 それは新たなるスキル 『尊崇なる信心の弓』を得た証だった
【梓弓】 …と、少し堅苦しい話に なっちゃいましたが…
【梓弓】 今年、 「凶」のおみくじを引いたことは きっと将来、いい思い出になります
【梓弓】 “今日”を積み重ねて、 光ある未来へ…
【梓弓】 マスター、 来年の“今日”は… どんな日になっているでしょうね?
微笑む彼女
【梓弓】 また来年も…来ましょうね? 約束ですよ…あなた様
その瞳は力強く、 清く澄んでいた
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