40071202 シェキナーストーリー 怖い夢
炊事場─ 食事当番でやってくるマスター
【シェキナー】
なにやってるんですか、
マスター！？
【シェキナー】
時間通りに来た…ですって？
なに言ってるんですか！
約束の時間に…
【シェキナー】
10秒も遅刻してる
じゃないですか！
【シェキナー】
ほんと…
ちゃんと時間通りに
来てください！！
【シェキナー】
なんですか？
また小声でボソボソと！
【シェキナー】
…え？
息が…詰まらないか…って？
【シェキナー】
…………
彼女が一瞬、暗い目を落とした
【シェキナー】
いいですか、マスター
緩んだ心の隙間に…
悪しき影は忍び寄るのです…
選択肢:
- なにか…あったの？ → select_label_01へ
- よかったら…話してみてよ → select_label_02へ
- 話すと楽になる事もあると思うよ？ → select_label_03へ
いいですか、マスター 緩んだ心の隙間に… 悪しき影は忍び寄るのです…
select_label_01:
【シェキナー】
…聞いて…くれるんですか？
select_label_02:
【シェキナー】
少しは…
マスターらしいことも言うんですね
select_label_03:
【シェキナー】
遅刻して来て偉そうに…
でも…ありがとうございます
select_label_end:
彼女が重い口を開き始めた
【シェキナー】
不可抗力…
これも過去の…武器の記憶が
そうさせているのかも…
【シェキナー】
怖い…とても怖い夢を
見ることがあるんです…
【シェキナー】
夢の中の私は…暗い空間で
何かに怯え…ずっと走り回っている…
大切な…誰かを救いたくて…
【シェキナー】
でも…その願いは…いつも叶わず…
私は悲しみに押し潰されてしまう…
救えなくて…
【シェキナー】
だからです…私が…
“間に合わない”という事に
恐れを抱いているのは…
【シェキナー】
時間に…異常なまでに
執着するのは…
ごめん… 次からは… 遅れないようにするよ…
そう、声を掛けるのが 精一杯のマスターだった
【シェキナー】
お願い…しますね…
料理を作っている間、 ２人がそれ以上 会話を交わすことはなかった
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