40071203 シェキナーストーリー 『キルザナイトメア』
数日後——
マスターに呼び出されたシェキナーは 街へと向かっていた
いつも通り、かなり時間に 余裕を持った行動で
【シェキナー】 っ…! あれは…
【シェキナー】 …子犬!? それも…あんな濁流に飲まれて!
【シェキナー】 …助けないと! でも…そうしたら、マスターとの 待ち合わせの時間に…遅れてしまう…
【シェキナー】 …ど…どうすれば…
【シェキナー】 …………
【シェキナー】 いえ…間に合わせてみせるわ! 必ず!そして今度こそ… 救ってみせる!!
大きくジャンプし、 川に飛び込む彼女 かなり深く、流れも速い…
【シェキナー】 …はぁ…はぁ! ここで…あの子を助けられたら…
【シェキナー】 私は解放される!! 忌まわしい悪夢から!
【シェキナー】 あと…もう少し! 待っててね、子犬ちゃん!
【シェキナー】 …あっ!!…桟橋!? このままじゃ… 激突しちゃう!!
【シェキナー】 ダメ…ここからじゃ遠い… …届かない!!
【シェキナー】 う…
【シェキナー】 うあぁぁぁぁーーーっ!!
咄嗟に背負っていた弓を構え、 力強く矢を放つ彼女
それは輝く光を放ちながら飛び、 桟橋を粉々に打ち砕いた
【シェキナー】 見えた… 新奥義…これが… 『キルザナイトメア』!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【シェキナー】 はぁ…はぁ…間に合った… 大丈夫だった? 子犬ちゃん
そして1時間後──
【シェキナー】 …申し訳ありません 約束の時間に…遅れて
選択肢:
- どうしたの?そんなびしょ濡れで! → select_label_01へ
- 珍しいね…シェキナーが遅刻だなんて → select_label_02へ
- …一体、なにがあったの? → select_label_03へ
…申し訳ありません 約束の時間に…遅れて
select_label_01:
【シェキナー】 すみません…着替えていたら もっと遅れると思ったから…
select_label_02:
【シェキナー】 本当に…ごめんなさい… それしか言えません…
select_label_03:
【シェキナー】 遅刻は遅刻… なにも言うことはありません…
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【シェキナー】 遅れたことは…謝ります でも…
【シェキナー】 後悔はしていません!
その目は、以前には無かった 力強い光に満ちていた
【シェキナー】 …え?なんですか、これ? …プレゼント? いつも自分に厳しい私に…って
【シェキナー】 !!
【シェキナー】 これ…あの宝石商にあった…
【シェキナー】 …………
【シェキナー】 ありがとうございます! 私…大事にします!
いつも厳しかった彼女の表情が、 とても柔らかい笑顔に包まれた
【シェキナー】 なんだか今夜は… いい夢が見られそうな気がする…
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