40102201 正月_ヴァナルガンド そんなに影…薄い?
【アバリス】 …あれ?マスター どうされたんですか? その傷…
【アバリス】 …あ…あぁ …行っちゃった
声を掛けるも、 その存在感の薄さからか…
マスターに気づいてもらえない アバリス
【アバリス】 …マスター ひじ、すりむいてたな… どこかでぶつけたのかな…
【アバリス】 この薬…塗ってあげたかったけど…
【アバリス】 でも…しょうがないか…
諦めて、戻ろうとする彼女
【アバリス】 …………
街へ出かけて行ったマスターとの 距離はどんどん開いていく
【アバリス】 …いや!
【アバリス】 やっぱり諦めちゃ… ダメだよね
彼女が塗り薬をぎゅっと握りしめた
【アバリス】 マスターに、この薬を… 届けなきゃ!
意を決し、 マスターを追いかける しかし…
ドン!
【アバリス】 あ痛たっ!
その存在感の薄さから、 隊の姫にも気づかれず、 ぶつかってしまった
【アバリス】 ご、ごめんなさい…! ちょっと急いでるので…!
【アバリス】 うぅ~、私って… そんなに影が薄いかなぁ~
先が少々思いやられるアバリスだった
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