40102202 正月_ヴァナルガンド 私じゃなくて…!
マスターを追いかけて 街までやってきたアバリス
【アバリス】
うわぁ、工事中…
街の時計台を直すため、 大工がそこかしこで作業をしている
【アバリス】
あ痛たっ!
ご…ごめんなさい!
【アバリス】
痛いっ!
いえ、こちらこそ
すみません…!
気づかれず、大工さんにぶつかったり 足につまづいて転んだりする彼女
【アバリス】
あ痛たたた…
【アバリス】
でも、そんな事より…
マスターを追いかけないと!
と言った瞬間、
ゴン!
大工さんの担ぐ木材が、 彼女の頭に直撃した
【アバリス】
…もう!
いった~い!!
彼女が上げた声で、 ようやくマスターが振り返った
【アバリス】
あぁ、良かった…
気付いてもらえた
【アバリス】
あの、マスター…これ…
これでマスターの傷…
そっと塗り薬を差し出すも…
選択肢:
- 大丈夫!?傷だらけだけど… → select_label_01へ
- その傷…!誰にやられたの!? → select_label_02へ
- 傷だらけじゃない!まさか異族に!? → select_label_03へ
そっと塗り薬を差し出すも…
select_label_01:
【アバリス】
あ、いえ…私は…大丈夫…
マスターこそ…
select_label_02:
【アバリス】
あ、こ、これは…
その…一人で勝手に…
select_label_03:
【アバリス】
あ、ち、違います!
その…自分自身の影の薄さに…
でしょうか…
select_label_end:
【アバリス】
あぁ…なんてこと…
キル姫である私の方が…
マスターに気遣われてしまうなんて…
【アバリス】
…情けないです
うなだれ、落ち込むアバリスだった
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