40141301 ねむストーリー 空腹の向こう側へ!
戦闘の合間の休日─
ある姫から、 お誘いを受けるマスター
【ねむ】
そ!ハイキング!
【ねむ】
ねぇ~、一緒に行こうよ
マスター
いいけど…でも… 心配になったマスターが 彼女に尋ねる
【ねむ】
え?顔色…?
別にいつもと一緒でしょ?
【ねむ】
そっかな…?
そんなに元気なさそう?
う~ん、実はね…
【ねむ】
ねむは今、
ダイエット中でして、はい
カロリー摂取を控えているのです
【ねむ】
え?…ダイエットの理由ぅ?
普通、そういうの聞く?
女子に向かって
【ねむ】
この…ノンデリカシーマスター!
【ねむ】
とにかく、
行くの?行かないの?
どっち!?
彼女に促され、 マスターはハイキングへと 出掛けた
【ねむ】
うふ…ふふふふふ…
自然と笑いが こぼれてしまうくらい 楽しいのかな…?
【ねむ】
うふふふふ…
いや、この虚ろな表情は…
『ぐぅぅぅぅぅ~~~…』
【ねむ】
お…おなか
空いた~…
【ねむ】
うぅぅぅ…
頭もくらくらする~
【ねむ】
そこら辺に生えてる
草ですら美味しそうに
見えるよぉ~
無理しなくても良いよ、 休もっか? と、マスターが声を掛けるも
【ねむ】
はぁっ!?休む!?
ここで無理しなきゃ…
今までの努力が水の泡でしょうが!
【ねむ】
やっと…やっとここまで来たのに…!
元気が無かったかと思えば、 いきなりキレる
【ねむ】
うふ…うふふふふ…
そして薄気味悪い笑み… 空腹が過ぎて、 禁断症状が出ているのだろうか…
【ねむ】
行くよ、マスター!
空腹の向こう側へ!
いや、山頂でしょ…
【ねむ】
なんか言った?
それにしても、 そこまでして痩せたいのかな…? 彼女がダイエットをする理由って…
と、不思議に思うマスターだった
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