40152203 ユリ 『朱夏式・大西瓜割』
【ユリ】 何のために戦うのか……
【ユリ】 未だ答えが見つけ出せないのです…
この世界での、 自分の在り方に 悩んでいるユリ
マスターは彼女を励まそうとしたが、 “それ”は突如起こった…
【ユリ】 …!
【ユリ】 あれは…
【ユリ】 水面が…白く…?
【ユリ】 !!
【ユリ】 逃げて! 大波が来ますわ!
巨大な波は物凄い速度で、 瞬く間に2人の元まで 押し寄せてきた
【ユリ】 …あっ!
…とその時
【ユリ】 …! マス…!
ユリを庇おうと、 咄嗟にその腕を掴むマスター
【ユリ】 !!
【ユリ】 …見えましたわ
【ユリ】 はっ!
合気道のような技で、 マスターを放り投げるユリ
そして…
【ユリ】 はぁぁぁぁっ!!
剣を構え、 大きな波に向かって 一閃!
その一撃はなんと、 波を真っ二つに斬り裂いた!
【ユリ】 新奥義… 『朱夏式・大西瓜割』 ですわ!
割れた波は白い泡となり、 静かに砂浜に消えて行った
選択肢:
- す…すごいね… → select_label_01へ
- い…今のは… → select_label_02へ
- そんな力を持ったの…? → select_label_03へ
割れた波は白い泡となり、 静かに砂浜に消えて行った
select_label_01:
【ユリ】 自分でも驚いています
select_label_02:
【ユリ】 一つの…“答え”です
select_label_03:
【ユリ】 何かが…覚醒しました
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砂浜に転がったまま、 ユリの答えを聞いてるマスター
【ユリ】 あなたのおかげで…
【ユリ】 戦う理由が見えた気がしますわ
【ユリ】 自分のいるべき世界に帰るまで… ここでは私があなたのサムライ
【ユリ】 私が… あなたをお守り致します
【ユリ】 何の躊躇もなく、 己の身を危険に晒してでも
【ユリ】 私を守ろうとしてくれた あなたのため…
【ユリ】 私はこの剣を振るいます!
【ユリ】 さあ、掴まって下さい
尻餅をついたままのマスターに、 彼女が手を差し出す
それは手を借りてばかりだった彼女が この世界に来て、 初めて人に手を貸した瞬間だった
【ユリ】 ん? どうしましたの? ぼ~っとして
【ユリ】 え? 思っていたより… 大きい?
【ユリ】 !!
【ユリ】 もう! なに言ってるんですの!? あなたは!!
顔を真っ赤にして怒る彼女に対し
仕方ない、 味噌ラーメンで許してもらうか
…と思うマスターだった
【ユリ】 んもう…仕方ありませんね! 味噌ラーメン5杯で 手を打ちましょう!
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