Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

View on GitHub

40171202 ラグナロク (クールじゃないの!)

View script in lisp

highland.png

マスターからもらったおはぎを 素っ気なく受け取り、 特訓に戻ろうとするスイハ

マスターは 行こうとする彼女を 呼び止めた

401711.png 【スイハ】 …え?まだなにか…?

401711.png 【スイハ】 どうして、そこまでわたくしに…

401711.png 【スイハ】 …!わたくしが… 悩んでいるように見えた…?

401711.png 【スイハ】 これでは…このままでは…

401711.png 【スイハ】 …………

良かったら話してくれないかな? 彼女の目を見つめ、マスターが言う

401711.png 【スイハ】 …クールビューティー

401711.png 【スイハ】 姫の中には、わたくしを そのように呼んでいる者も いるようです…ですが…

401711.png 【スイハ】 それが…重荷なのです

401711.png 【スイハ】 近寄りがたい雰囲気を 出しているのは…

401711.png 【スイハ】 わたくしが人と話す 『勇気』がないだけ…

401711.png 【スイハ】 それは過去に… 人々から存在自体を なきものとされた記憶から…

401711.png 【スイハ】 でも、本当は…

401711.png 【スイハ】 もっとたくさん 人と関りを持ちたいと 願っている…

401711.png 【スイハ】 わたくしに内包される七元徳は 『勇気』と『不屈の精神』

401711.png 【スイハ】 そのはずなのに、 ともに持ってない自分の性格が 嫌になるのです…

いつも凛とした美しさで 佇んでいた彼女

初めて彼女の苦悩を 聞いたマスターは、

心の声まで聞こえてくるような 気がしていた

そう、心の声まで…

401711.png 【スイハ】 …あ、こんな話をしてしまって (わわわわわ…しゃべり過ぎた、 しゃべり過ぎた、しゃべり過ぎた!)

あれ…? 本当に聞こえているような気が…

マスターは自信なさげに佇む彼女に、 声を掛けた

選択肢:

マスターは自信なさげに佇む彼女に、 声を掛けた

select_label_01:

select_label_end

401711.png 【スイハ】 …え?…ウソでしょ?

select_label_02:

select_label_end

401711.png 【スイハ】 そんな…勇気なんて…ありませんよ

select_label_03:

select_label_end

401711.png 【スイハ】 わたくしに…勇気なんて…

select_label_end:

401711.png 【スイハ】 …!

401711.png 【スイハ】 ふむ…なるほど (え?そうなの?そうなのかな!?)

401711.png 【スイハ】 でも…もっと勇気と… 不屈の精神を持つには どうすればいいのかと…

晴れない顔の彼女に 「ま、今はおはぎを食べよう」と マスターが提案する

401711.png 【スイハ】 …は、はい そうですね… (わ~い!大好物のおはぎ!)

401711.png 【スイハ】 あの、マスター ありが…

びゅうっ!!

彼女がなにかを言い掛けた時、 突然の強風が吹いた

401711.png 【スイハ】 …あっ!

彼女のおはぎは 皿から地面へと落ちてしまった

401711.png 【スイハ】 あぁ…おはぎが…!

Next: 40171203

Back to index