413020293 限定クエスト 未分類 憂国の情景 ロンゴミアント編 憂国の情景 梓弓 3 - 邪眼、純潔を超えて 第3話 梓弓EP3 「邪眼、純潔を超えて」第3話
あれから数日後─
傷もすっかり癒えた梓弓は、 またアロンダイトと同じ隊として、 戦闘に出ていた
【アロンダイト】 くっ…!
精鋭揃いのハルモニア兵に 苦戦するアロンダイト すると…
【梓弓】 はっ!
【ハルモニア兵】 ぐはっ!
【アロンダイト】 !
アロンダイトの窮地を救ったのは、 梓弓だった
【アロンダイト】 あ、ありがとうございます!
【梓弓】 先日のお返しをしたまでです
【アロンダイト】 お返し…?
【梓弓】 守られてばかりでは… わたくしの気が収まりませんから
【アロンダイト】 そ、そうですか…
【梓弓】 わたくしから見て、 あなたは光り輝かしい存在
【梓弓】 それに比べて、 怪物をプラントされたわたくしは、 どうやっても禍々しき闇の存在です
【アロンダイト】 そ、そんなことありません!
【梓弓】 でも… それでもいいと思いました
【アロンダイト】 …え?
【梓弓】 誰かを守りたいという気持ち… それを教えてくれた あなたのような輝かしい存在を…
【梓弓】 超えてゆきたい
【アロンダイト】 …!
【梓弓】 その想いが、 わたくしを強くし…、 また…
【梓弓】 “吉”へと導いてくれる気がするから
【梓弓】 あなたを超えてみせる
【梓弓】 その想いがわたくしの 信念になるのかも知れません
【アロンダイト】 わかりました! これからも… 共に戦っていきましょう!
キラキラと輝いた瞳で 見つめるアロンダイト
【梓弓】 そうですね…
【梓弓】 まだ背中は預けられませんが… 場合によっては 援護程度なら加勢してあげましょう
【梓弓】 先程のように
【アロンダイト】 はいっ! よろしくお願いします!
【梓弓】 それでは… 参りましょうか
新たなる戦地へと足を向ける彼女
新たなる目標を見つけた その瞳には、 力強い光が宿っていた
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