Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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50043204 ムラマサ 『竜神の先導者』

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数日後―― 城学は戦慄していた…

レプリカの銃で派手に威嚇して 撃退した連合軍が 城学に乗り込んできたのだ!

【ブラフマーストラ】 なんだよ、集団でわざわざ… 修学旅行かなんか?

ブラフマーストラは 校門に群がる連合軍の前に 堂々と姿を現した…!

【ブラフマーストラ】 まぁまぁ、そう熱り立つなって!

【ブラフマーストラ】 ここで一戦交えてアタシらを ぶちのめしたら… そりゃスッキリするだろうね

【ブラフマーストラ】 だけど、アンタらが ニセモノの銃でビビって、ベソかいて 逃げ回ってた事実は変わらないよ?

連合のリーダー格は 明らかに怯んでいる…!

【ブラフマーストラ】 あー、脅してるわけじゃないよ? アタシは生徒会長として 予防線を張ってるだけ

【ブラフマーストラ】 なにもかもアンタらの出方次第さ… アタシは城学を守りたいだけだから♪

数十秒ほど揉めたあと… 連合軍のリーダー格が進み出る

【ブラフマーストラ】 ああ、もちろん約束するよ アタシらもアンタ達と 無駄に争うつもりはない

【ブラフマーストラ】 城学の子らに手を出さないのなら アタシだって余計なこと 言いふらしたりしないさ!

連合軍は条件を飲んで あっさりと退散していった

【ブラフマーストラ】 ふう… 正直どうかと思ったけど アンタの作戦通りだよ、マスター

物陰から姿を現したマスターは 安堵の表情を浮かべる

【ブラフマーストラ】 ああいう連中はなによりもまず メンツを大事にする… たしかにその通りだね

マスターを賞賛するブラフマーストラ だがマスターは少し引っかかっていた

選択肢:

マスターを賞賛するブラフマーストラ だがマスターは少し引っかかっていた

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【ブラフマーストラ】 それはそれ、だろ

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【ブラフマーストラ】 ああ、してるよ…

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【ブラフマーストラ】 そこまで血の気は多くないよ

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【ブラフマーストラ】 果し合いに喧嘩… そういうのは、ま、どっちかというと 好きな方だよ

【ブラフマーストラ】 アタシは自分で言うのもなんだけど 生徒会長張ってるくらいだから 力じゃ絶対負けない自信がある

【ブラフマーストラ】 その力が問題解決の最短距離なら使う でも他にもっといい方法があれば そっちを選ぶさ!

【ブラフマーストラ】 『竜神の先導者』-ナーガリード- 女帝たるもの… 常に最高で最良の選択をしなきゃね!

それはまさしく 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった

【ブラフマーストラ】 …気にしてくれたんでしょ 話し合いで解決なんて アタシらしくないんじゃないかって

【ブラフマーストラ】 上に立つ者として 毎日天秤にかけてるよ 自分らしさ、会長らしさ…

【ブラフマーストラ】 でもね、納得できれば それは自分らしい選択ができた 間違えてないんだって思えるんだ

ブラフマーストラの表情は 晴れがましく その言葉が嘘でないことを示していた

【ブラフマーストラ】 マスターのアドバイスは アタシにとっていつでも 価値があるものだよ

【ブラフマーストラ】 本当に、助かってる…

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