50061304 メギドストーリー 『憎悪の滅火』
あれから数日後-
メギドは公園の噴水を見ながら ぼんやりと一点を見つめていた
【メギド】 …私は 全てを焼きつくす裁定の火
【メギド】 この世に存在してはいけない悪 そう…災禍を焼きつくす…
【メギド】 災禍とは何かしらね
【メギド】 私はこれまで悪事をはたらいてきた 気に入らない存在は 加減せず燃やしてきたわ
【メギド】 でも、本当にそれでいいのかしら?
【メギド】 私がいくら燃やしても 悪はこの世に存在しているわ…
【メギド】 私のやっていることに 意味はあるの?
【メギド】 悪を滅することが出来ない そんな私に存在価値はあるのかしら?
【メギド】 こんな私をあなたにみせるなんて 思いもしなかったわ
【メギド】 以前、私はあなたの存在に 疑問を感じ、問うたことがあったわね
【メギド】 あの時のあなたは 今の私のような気持ちだったのね
【メギド】 私の存在価値を考えれば考えるほど 正解から遠ざかっていくようで 自分自身に怒りを感じるわ
選択肢:
- 自分がどういう存在か受け止める必要があるよ → select_label_01へ
- 君を必要としてくれる人がいるよ! → select_label_02へ
- 現実を受け止めもっと強くなればいいよ! → select_label_03へ
私の存在価値を考えれば考えるほど 正解から遠ざかっていくようで 自分自身に怒りを感じるわ
select_label_01:
【メギド】 私は悪を滅する炎…メギド この世に悪がある限り 私の存在は必要…!
select_label_02:
【メギド】 私が悪を放置すれば、 神に抗う愚か者たちが増え 神の手をわずらわせることに…!
select_label_03:
【メギド】 私はまだ悪を消せるだけの 力が足りない…
select_label_04:
【メギド】 それが今の現実なら もっと強くなればいいだけ…!
select_label_end:
【メギド】 私は、 まだ甘かったのかもしれないわね
【メギド】 光あるところに影が生まれる
【メギド】 でも、影さえ飲み込む大きな光で この世界を包んでしまえば 影は消え去るわ
【メギド】 それと同じで もっと強い私の火で災禍を 消し去ってしまえばいいのね
【メギド】 そう…それが 私の使命であり、天命であり 私がここにいる理由なんだわ
【メギド】 そうね…この新奥義、 『憎悪の滅火』 とでも名付けようかしら
【メギド】 まさかあなたと話すことで 悩みが解決するなんて 思ってもみなかったわ
【メギド】 あなたの存在は必要だったようね 私の人を見る目は間違ってなかったわ
いつも辛辣な言葉を浴びせるメギドが 自分のことを笑顔で褒める姿に
善悪関係なしに隊に必要な存在だと 思うマスターであった
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