50072204 ブリューナクストーリー 『グリントジェット』
数日後─
【ブリューナク】
失礼、マスター
ちょっといいか？
険しい表情で 声をかけてくる彼女に、 マスターが身構える
【ブリューナク】
この前は…助かった
感謝する
何だ、素直にお礼を言うのが 恥ずかしかったのか… ホッとするマスター
【ブリューナク】
…が
【ブリューナク】
その時、我のことを…
“ごく普通の可愛い女の子”
…とか思わなかったか？
【ブリューナク】
いや、そんな気がしただけだ
違うならいい
だが…
【ブリューナク】
もし、そう思ったのなら…
認識を改めてもらおう
【ブリューナク】
我は“絶対勝利者”
“無敵超人”ブリューナク！
完璧なる戦士だ！！
【ブリューナク】
断じて、
“ごく普通の可愛い女の子”
などではない
【ブリューナク】
戦士を甘く見ないでもらいたい…
よいな？
は、はい…すみませんでした… ビビッて、つい謝ってしまう マスター
彼女はそのまま 風呂場へと入っていった
【ブリューナク】
！！
ぎゃーーーっ！！
選択肢:
- ど、どうした…！？ → select_label_01へ
- 今、助けに行くぞ！！ → select_label_02へ
- この扉を開けるんだ！！ → select_label_03へ
！！ ぎゃーーーっ！！
select_label_01:
【ブリューナク】
バッ…！は、入ってこようとするな！
select_label_02:
【ブリューナク】
来なくていい！な、何も着ていない…！
select_label_03:
【ブリューナク】
スケベ！！女風呂に入ろうなど…！！
select_label_end:
扉の向こうから聞こえる、 ただならぬ彼女の叫び声
【ブリューナク】
ふ…風呂場に…
【ブリューナク】
Ｇがいたんだ！！
こんな一糸まとわぬ隙だらけの時に
遭遇するとは…！！
大丈夫！？ マスターが叫ぶ
【ブリューナク】
マスター…聞いてなかったのか？
ついさっき言ったばかりだぞ？
我の認識を改めよと…
【ブリューナク】
どんな状況でも…
【ブリューナク】
我は負けぬッ！！
【ブリューナク】
はぁっ！！
扉の隙間から漏れる 一瞬の強烈な閃光
しばらくして、 ガチャ… と扉が開いた
【ブリューナク】
はぁ、はぁ、はぁ…！
【ブリューナク】
新奥義…
『グリントジェット』
完成だ
濡れた姿のまま洋服を羽織り、 彼女が出てきた
【ブリューナク】
我が…間違っていた…
【ブリューナク】
我は…完璧な戦士などではない…
だが、わかった
【ブリューナク】
今を一つ一つ乗り越えていけば…
そうすれば…なれる…
真の戦士に！！
それは、彼女が更なるスキルを 体得した瞬間だった
そんな彼女に 「あの…」 とマスターが声を掛ける
【ブリューナク】
何だ？
この程度の勝利に
称賛など不要だ
称賛は不要かも知れないけど… バスタオルは必要でしょ
【ブリューナク】
！！
【ブリューナク】
こ、このエロマスター！！
女の湯上り姿を見て喜ぶなんて！！
やっぱり普通の可愛い女の子だ 嬉しそうに微笑むマスターだった
【ブリューナク】
なにニヤニヤしてんだ
スケベ！！
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