50081301 芭蕉扇ストーリー 『包麗の扇』
あれから数日後─ 雨も上がり、すっかりと 晴れ間が広がる休日
【芭蕉扇】 き〜〜〜〜っ!!
【芭蕉扇】 ちょっと何やってるのよ、あなた達! この御方は私の亭主よ! 気安くベタベタ触らないで頂戴ッ!!
せっかく隊の姫と仲良くなれたのに、 以前と同じように怒鳴り散らしている 芭蕉扇
【芭蕉扇】 まったく、ば〜べきゅ〜だか 何だか知らないけど… 亭主に色目使わないでもらいたいわ!
選択肢:
- 仲間って良いもんだって言ってたのに → select_label_01へ
- みんなで力を合わせるって言ったのに → select_label_02へ
- 仲間の優しさに涙してたのに → select_label_03へ
まったく、ば〜べきゅ〜だか 何だか知らないけど… 亭主に色目使わないでもらいたいわ!
select_label_01:
【芭蕉扇】 そうだけど…!あなたに色目を 使うのはダメッ!
select_label_02:
【芭蕉扇】 そうだけど…!あなたもデレデレ し過ぎよ!!
select_label_03:
【芭蕉扇】 そうだけど…!あの時は… 非常事態だったから!!
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みんなワイワイとバーベキューを 楽しむ中、一人プリプリと 怒っている彼女
【芭蕉扇】 はぁっ!?なに!?
【芭蕉扇】 え?これ…私に…?
隊の一人が、 彼女に料理を差し出す
【芭蕉扇】 ほんとにみんな…
【芭蕉扇】 …優しいんだから
料理を口に運ぶ芭蕉扇
【芭蕉扇】 …おいしい
【芭蕉扇】 …?どうしたの…?
何やら向こうで、 お肉担当の姫が困っている様子
【芭蕉扇】 しょうがないわね 炭の火が弱いくらい… 私に任せなさい!!
扇を一振り! 火はすぐに強くなり、 肉が一気に焼きあがっていく
みんな、 歓喜の声を上げ大盛り上がり
【芭蕉扇】 わかってるわ、あなた 何だかんだ… 私はこの人たちが好き
【芭蕉扇】 つまらないヤキモチも 焼いちゃうけど
【芭蕉扇】 …この人たちが 喜んでくれるなら… もっと強くなりたいと思う!
【芭蕉扇】 だって、私にできた… 初めての仲間なんですもの!!
その想いが彼女に新たなるスキル 『包麗の扇』を授けていた
【芭蕉扇】 お〜ほほほほほほっ! さあ、食べましょう! みんな、今日は宴じゃ〜っ!!
楽しそうな彼女の笑い声が、 大空に鳴り響いた
【芭蕉扇】 こら〜っ!マスター 「あ〜ん」するのは私の役目ッ!! おどきなさいっ!!
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