50101304 常守朱ストーリー 濁らぬ精神力
あれから数日が経過した
【常守 朱】 執行します!
異族に向け、 デコンポーザーを 発射する朱
【常守 朱】 ふぅ…
【常守 朱】 執行完了
その姿は、異族を殺すのに 躊躇いを見せていた当初とは、 見違えるようだった
戦いの後、 朱はマスターと語り合う
【常守 朱】 ここに来て、 あなたと出会い、 少しの時間が経ちました
【常守 朱】 以前、このシビュラのない世界で、 本当に自分らしい道 自分の意志で進む生き方…
【常守 朱】 それを見つけられるのではないか… そう言いましたよね?
【常守 朱】 法や正義で裁けない この世界で…
【常守 朱】 私はなにを拠り所に 戦えばいいのか
【常守 朱】 あなたといて… 少しだけ見えた気が するんです
【常守 朱】 私は…
【常守 朱】 私の信念と…!
【常守 朱】 理想のために戦います!
【常守 朱】 そう、己の信念を曲げず、 理想の世界にしようと 戦っているあなたのように
【常守 朱】 それが… 私の正義です
その目は、 何かにすがるようだった頃とは 大きく違っていた
【常守 朱】 そう思うようになったら… また力が湧いてきたんです
それは彼女が新たなスキル 『濁らぬ精神力』に 目覚めた証だった
【常守 朱】 なんだか… こっちの世界に来て、 初めて晴れやかな気分です
【常守 朱】 それは、本当に自分らしい道を 見つけられたからだと思います
【常守 朱】 私は…この道を進んでいく
【常守 朱】 あなたと共に
【常守 朱】 そんな私の色相は… やはり変わったんでしょうか?
自問する彼女に、 マスターが悪戯っぽく尋ねる
選択肢:
- 今、僕と生きていくって言った? → select_label_01へ
- 共に進むって…つまり、どういう意味? → select_label_02へ
- もしかして…きみは僕のことを…? → select_label_03へ
自問する彼女に、 マスターが悪戯っぽく尋ねる
select_label_01:
【常守 朱】 す、進んでいくと言ったんです…!
select_label_02:
【常守 朱】 べ、別に変な意味はありません…!
select_label_03:
【常守 朱】 な、なにを言ってるんですか?
select_label_end:
【常守 朱】 私は監視官です! 職務として あなたを見守らないと…!
【常守 朱】 そういう意味ですから…! これからも、 よろしくお願いします!!
ムキになったあと、 微笑んだ彼女の目は…
とても優しく、 希望に満ちて見えた
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