50191101 凛ストーリー 強気と寂しさ
【遠坂凛】 …はぁ なんだって、こんな事に…
【遠坂凛】 良い? 私は魔術師なの!
【遠坂凛】 それが、 なんであんたみたいなヤツに 命令されなきゃなんないのよ…
【遠坂凛】 はぁ~…まぁ、なっちゃったものは しょうがないから受け入れるけど…
【遠坂凛】 でもなんなのよ、これ!? 一向に強くならないじゃない!
【遠坂凛】 文武両道で通ってきた私が なんでこんな事も出来ないのよ~!?
前置きが長くなったが、 彼女の名前は遠坂凛
要は新たなスキルを身に付けられず、 ご立腹なのだ
【遠坂凛】 はぁ~あ、 私には無理なのかな…
【遠坂凛】 元々、キル姫なんかじゃ なかったわけだし…
きっと出来るよ、 と声をかけるマスター しかし…
【遠坂凛】 あのね、私は事の成否を測って、 出来ないって判断したら すっぱり手を引く性質なの
【遠坂凛】 出来ない事はやらないし、 それを力不足だとか残念だって 思うこともない…
【遠坂凛】 元々、私には向いてなかったのよ 誰かに命令されて戦うなんて…
【遠坂凛】 特に…あなたのような 優しいだけでお人よしの 頼りないマスターにはね!
諦めて、去ろうとする彼女 その背中は強気な言葉とは裏腹に、 どこか寂しそうだった
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