50191102 凛ストーリー 悔しさを跳ねのけて
【遠坂凛】 じゃあね
その場を後にする彼女
…と、その時だった
【遠坂凛】 …なに?この音…
【遠坂凛】 …あっ! 木が…!!
特訓に使っていた巨木が、 メキメキ…と折れて倒れてくる
【遠坂凛】 こ…こんなもの…!
【遠坂凛】 …あ…しまっ…
武器ではなく、 咄嗟に魔術での攻撃を 繰り出そうとする彼女
しかし、この世界では それは効力を持たない
【遠坂凛】 きゃあっ!!
そのまま彼女は、 巨木の下敷きになってしまった
【遠坂凛】 …うぅ…つい…癖で…
選択肢:
- だ、大丈夫!? → select_label_01へ
- 今、助けるから!! → select_label_02へ
- じっとしてて! → select_label_03へ
…うぅ…つい…癖で…
select_label_01:
【遠坂凛】 だ…大丈夫なわけないでしょ…
select_label_02:
【遠坂凛】 いいわよ…無理しなくて
select_label_03:
【遠坂凛】 動きたくても…動けないし…
select_label_end:
【遠坂凛】 ふ…ふふっ… ほんと…私らしい
【遠坂凛】 ここ一番で失敗するのが… 私なのよね… ほんと…いやんなっちゃう…
彼女をなんとか 救出しようとするマスター しかし、木の重量は生半可ではない
【遠坂凛】 最初から… できるわけなかったのよ… 魔術師だった私が……
【遠坂凛】 キル姫の技を… 使えるわけがない…
彼女の目に悔し涙が光る
メキメキメキ…!
他の木々も2人に向かって 倒れてくるのだった
【遠坂凛】 い…いいよ… 私に構わず… あなただけでも…逃げて!
観念して目を閉じる凛 その時…
【遠坂凛】 !!
【遠坂凛】 …あ……
それは凛の脳裏に 微かに残っていた 曖昧な記憶の一部か
彼女自信の声か
【遠坂凛】 うあぁぁぁーーーっ!!
彼女の体から、 強烈な光が放たれた
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