50221301 みりんストーリー 絶対負けたくないっ
【みりん】
…ぅ…ぐっ!
マ…マスター…
運び込まれてきたみりんに マスターが駆け寄る 戦闘でかなりの傷を負ったらしい
【みりん】
ご…ごめんね…
認めたくないけど…また…
負けちゃった…
【みりん】
もう負けないって…
強くなるって…
誓ったのに…
【みりん】
やっぱり…オリジナルの
キラーズが無い私には…
その目から悔し涙がこぼれる 今は傷の手当を…!
【みりん】
もう…負けたくないよ…
か細い声… 心配するマスターに見送られ、 みりんは医療室へと運ばれていった…
数日後─
【みりん】
悔しい~~~っ!!
【みりん】
もう!!
勝てない相手じゃ
なかったのに~っ!
彼女の専売特許とも言うべき “負けず嫌い”も出るようになった 一先ずは安心なようだ
【みりん】
でも負けは認めたくないけど…
今の弱い自分は認めなくちゃいけない
きっとこのままじゃダメなんだ…
【みりん】
言い訳はしたくないけど…
やっぱり、まだまだ
銃の使い方に慣れてないって事よね
【みりん】
よ~し!!そうと分かれば特訓…
【みりん】
…ぁ痛っ!
勢い良く立ち上がるも、 まだ傷は完全に癒えてはおらず
【みりん】
…え?気晴らしに行こうって…?
【みりん】
今は、そんなことしてる場合じゃ…!
…って、ぁ痛っ!!痛い~!!
無理は禁物、治す時は治さなきゃ とマスター
【みりん】
ぅ~…情けない…
【みりん】
でも、マスター
気晴らしって何やるの?
【みりん】
またゲーム?
ゲームなら負けないよ?
【みりん】
…え!違う…?
じゃあ…
【みりん】
りよ…料理!?
彼女の動きが止まった
【みりん】
…あの、
言っとくけどマスター
私…
【みりん】
料理、超~苦手だよ!!
それが地獄のクッキングの 始まりだった
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