50251203 ダクネス(鎧なし) 『エクスプロージョン』
次の日─
【めぐみん】 はぁ…はぁ…はぁ…
今日も、爆裂魔法の 特訓に励んでいるめぐみん
【めぐみん】 紅き黒炎、万界の王 天地の法を敷衍すれど、 我は万象昇温の理
【めぐみん】 崩壊破壊の別名なり 永劫の鉄槌は我がもとに下れ!
【めぐみん】 エクスプロー…!
彼女が放とうとした時、 ガサッと物音が…
【めぐみん】 もう!また邪魔をして! なにを考えてるんですか、 マスターは!?
【めぐみん】 …って、あれ?
しかし、そこに立っていたのは、 巨大な一体のオーガスケルトンだった
【めぐみん】 …う…でかい…
【めぐみん】 そ、それがどうした!?
【めぐみん】 わが名は、めぐみん! 紅魔族随一の魔法の使い手にして、 最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者!
と言いながらも、 明らかに気圧されている めぐみんの前に現れるマスター
選択肢:
- 僕が引き離すから、その隙に魔法を! → select_label_01へ
- あの穴に誘き入れるから、魔法を! → select_label_02へ
- 奴の気を逸らすから、特大の魔法を! → select_label_03へ
と言いながらも、 明らかに気圧されている めぐみんの前に現れるマスター
select_label_01:
【めぐみん】 …あ…はい!わかりました!
select_label_02:
【めぐみん】 ま、任せて下さい!
select_label_03:
【めぐみん】 特大…?いいんですね!?
select_label_end:
【めぐみん】 黒より黒く闇より暗き漆黒に 我が深紅の混淆を望みたもう!
ちょっと!今 撃ったら 僕まで巻き添えに…!
【めぐみん】 大丈夫、私を信じて下さい!
【めぐみん】 我…覚醒のとき来たれり! これこそが我が究極の攻撃魔法、 『エクスプロージョン』!!
攻撃を放つめぐみん
あぁ…短い人生だった… 諦めて目を閉じるマスター
ドガァァァァン!!
しかし、その火炎は オーガスケルトンだけを 焼き尽くすのだった
【めぐみん】 …ふぅ
あれ?どうして…? 不思議に思うマスター
【めぐみん】 特訓の甲斐あって、 魔力を制御できるように なったのです
【めぐみん】 いつまでも迷惑は 掛けてられないですからね
【めぐみん】 爆裂魔法を愛する 我が誇りにかけて習得しました
その言葉通り、 魔法を撃っても 倒れずにいる彼女
【めぐみん】 どうですか、マスター? 見直しましたか?
すごいね、君は真の紅魔族だ
【めぐみん】 ふふふ、分かればいいのです
そして…僕の愛する姫だよ
【めぐみん】 …え?
一瞬、顔を赤くするも、 すぐさま微笑む彼女
【めぐみん】 姫…ですか 悪くない響きですね
そう言って、 素直な笑顔を見せる めぐみんだった
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