50281204 グラーシーザ 『リリィトラスト』
あの事件から数週間後─
いちおう、マスターはガブリエルを 天使と信じてくれるようになったが、 相変わらず隊のみんなは半信半疑だ
【ガブリエル】 でも… あなたが信じてくれるのなら、 それでいいです
平原で腰掛け、 話しているガブリエルとマスター
【ガブリエル】 例え本当は信じていないとしても… 私を見守ってくれる、その目は… いつも温かい
【ガブリエル】 大口を叩いてましたけど、 実は…初めてだったんです
【ガブリエル】 自分の力だけで 悪を懲らしめることが出来たのは
【ガブリエル】 だから…自信になりました
【ガブリエル】 あなたは… 不思議な人ですね
【ガブリエル】 私に力をくれます
【ガブリエル】 側にいてくれるだけで、 なにか穏やかな空気を…
【ガブリエル】 だから、もしこのまま 前いた神様の世界に 帰れなくなったとしても…
【ガブリエル】 寂しくはありません
【ガブリエル】 ずっと、ここで… あなたの元で 悪を退治し続けます
マスターへの想いが、 彼女に更なるスキル 『リリィトラスト』をもたらしていた
選択肢:
- 僕も君に力をもらってるよ → select_label_01へ
- 君こそ不思議な力を持ってるよ → select_label_02へ
- 君の優しさはみんなの力になるよ → select_label_03へ
マスターへの想いが、 彼女に更なるスキル 『リリィトラスト』をもたらしていた
select_label_01:
【ガブリエル】 …え?そそ…そうなんですか?
select_label_02:
【ガブリエル】 …え?ど、どこがですかぁ…?
select_label_03:
【ガブリエル】 …え?ほ、本当ですか…?
select_label_end:
マスターの言葉に頬を染める彼女
それに僕だけじゃなく、 みんな君の事をからかっているけど、 純粋で素直な君が大好きだよ
【ガブリエル】 …………
優しい顔でマスターが微笑む
【ガブリエル】 あ、あの…! 私…あなたに伝えたい事が…!
【ガブリエル】 そ、その… 私…
【ガブリエル】 今こそ… 憧れだった恋人を…!
なに?と、 マスターが彼女を見つめる
【ガブリエル】 …あ…本物の… 天使なんです…
知ってるよ マスターが笑う
【ガブリエル】 だ、堕天使じゃないので… これからも… よろしくお願います
よろしくね、天使さん
【ガブリエル】 …は、はい
目を伏せ 顔を赤くする純粋な天使が、 そこにはいた
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