50351212 カヤ 仲間との繋がり
【カヤ】 ふぅん…これはまた興味深い 私のいた世界とは、 世界の成り立ちそのものが違うみたい
暗い遺跡で一人感嘆の声を上げている カヤを見つけたマスター
とても集中しているようで、 相当近づくまでカヤはマスターの 存在に気づかなかったようだ
【カヤ】 !? …びっくりした… キミ、もしかして一人で来たの?
【カヤ】 どうして… こんなところに一人で来るなんて、 危ないでしょ
それは、カヤだって同じことだ そう言うマスター
【カヤ】 私とキミは違う 戦えないキミが、私の心配をする 必要なんてないんだよ?
その瞬間、二人を大量の異族が 取り囲んだ
【カヤ】 …こういう目に遭うことだってある 私の心配はいらない キミは下がってて
カヤがマスターを下がらせ、 異族との戦闘態勢に入る
今言うことじゃないけれど…と マスターは決意したように口を開く
仲間なのだから、気にするのは 当たり前だ、と
【カヤ】 !?
【カヤ】 …ふふっ キミ、それ本気で言ってるの?
言葉よりも 力強い頷きで返すマスター
【カヤ】 …………そっか 誰かとの繋がりなんて もういらないって思ってたけど…
【カヤ】 …とりあえず、話の続きは こいつらを片付けてからに しよっか
【カヤ】 …らしくないけど、 たまには本気もいいよね…!!
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