Phantom of the Kill

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510384213 アルマス 奏姫『希望の担い手』

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食材調達の件の後、アルマスから 招待を受けて、隊のみんなと 食事を楽しんだマスターだが…

途中でアルマスから呼ばれ 外に連れ出された

どうしたんです? と、聞くマスターに アルマスは顔を引きつらせて問う

5103841.png 【アルマス】 ねえ…その、ずっとあなたと キル姫達が話してるところを 見てて思ったんだけど…

5103841.png 【アルマス】 もしかして、あなたって 新人奏官じゃなかったりする…?

ついにバレたか と、苦笑しつつ肯定するマスター

5103841.png 【アルマス】 …うう やっぱり…

すると、アルマスは 耳の先まで真っ赤になって 頭を下げた

5103841.png 【アルマス】 ごごごご、ごめんなさい! 本当に、ただの勘違いなの!

5103841.png 【アルマス】 きょ、今日とった失礼な態度は 全部、忘れて…! 絶・お願いっ!

いや、忘れないよ とマスターは真面目な 顔をして言った

5103841.png 【アルマス】 え?

マスターそれぞれに 信念や思想があって…

その一端に触れられたのは とても貴重な経験だった、と

5103841.png 【アルマス】 …っ!

だから、とても感謝してるんですよ “先輩” と、マスターは言う

5103841.png 【アルマス】 き、きゃあああ! うう… もう許してええ!

5103841.png 【アルマス】 はぁ… 途中で言ってくれれば よかったのに…

ノリノリだったので 言い出せなかった と、マスター

5103841.png 【アルマス】 あー、もう! 私が悪かったわよ!

5103841.png 【アルマス】 でも…私も あなたと話すことができて 良かったと思ってるわ

5103841.png 【アルマス】 私の話を熱心に聞いてくれたから 私も私で話していくうちに 自分の考えを見つめ直すことができた

5103841.png 【アルマス】 人に教えても恥ずかしくない 私の中の軸があるんだって 自覚できたの

実際、僕も学ぶことは多かった 勉強になったのは本当だよ と、マスターは言う

5103841.png 【アルマス】 ええ…それが本心だってことは あなたの目を見ればわかる

5103841.png 【アルマス】 お陰様で、私はマスターとして 自信を深めることができたわ お礼を言わせて…ありがとう

アルマスは自身の熱い想いに触れ 奏姫『希望の担い手』 を身につけた

どういたしまして と、マスターが告げた時 ひとりのキル姫から報告が入る

敵の襲撃が確認された、と

5103841.png 【アルマス】 こんな時に…! せっかくの休日が台無しね

5103841.png 【アルマス】 わかった、すぐに向かうわ! …さ、行きましょ!

すぐさま行動に移る 二人のマスター

並んで駆けながら 学ばせてもらいますよ“先輩”! と、マスターは言う

5103841.png 【アルマス】 ふふ…いいわ!

5103841.png 【アルマス】 しっかりと見てなさい! ここからは実践編よ!

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