Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

View on GitHub

520012213 イージス・冥令・ヘル 幽冥『慶祝の盾』

View script in lisp

plain.png

あれから数日後―――

イージスに変化があった

52000121.png 【イージス】 いいだろう、後は私に任せておけ

52000121.png 【イージス】 全て私が守る これまでも、これからも

52000121.png 【イージス】 いくぞ!!

これまでは、 『隊長』という役割としては 未熟だと思われていた彼女

だが、それに匹敵する とても頼りになる存在として、

徐々に姫達から 認められるようになっていたのだ

52000121.png 【イージス】 それは……先日のことで 自信を付けたからだと思う

マスターに語っているイージス

52000121.png 【イージス】 今までは、『隊長』に代わって 自分が皆を引っ張っていかねばという 気負いがあったのだろう

52000121.png 【イージス】 だけど……

52000121.png 【イージス】 皆が私を信頼してくれていると 知ってからは……

52000121.png 【イージス】 気負うことなく、 皆と自然に接することが できるようになったのだ

52000121.png 【イージス】 それはすべて…… 貴様のおかげだ

52000121.png 【イージス】 ようやく理解した なるほど、隊長とは……

52000121.png 【イージス】 隊員の悩みを聞いたり、 心を前に進めさせてあげられる者の ことを言うのだな

52000121.png 【イージス】 本当に… 貴様には感心することばかりだ

52000121.png 【イージス】 もしかしたら、私がこれまで ずっと思い描いていた 理想の隊長像とは……

52000121.png 【イージス】 貴様のような 存在だったのかも知れないな

優しく微笑む彼女

52000121.png 【イージス】 正直、入隊したばかりの頃は、 貴様のことを信じてはいなかった

52000121.png 【イージス】 貴様のような者が隊長で大丈夫かと、 不安があったのは事実だが…

52000121.png 【イージス】 だが、そのような不安は 今や消え失せた

52000121.png 【イージス】 貴様…… いえ、あなたのことを 信頼しているわ

52000121.png 【イージス】 あなたは間違いなく、この隊の隊長よ

52000121.png 【イージス】 だから……これからもずっと あなたを守り続ける、 最強の盾として

また微笑む彼女 その瞳には、強い決意の光が 宿っていた

Next: 520021211

Back to index