520072213 キズナアイ ぽんこつゲーマー
【キズナアイ】 ふー、今日もしっかり走りましたなぁ
それじゃお茶にしよっか とキル姫達
【キズナアイ】 待ってましたー!
アイとキル姫達の特訓と称した ピクニックはすっかり 定番となっていたのだった
【キズナアイ】 っていうのも楽しいんだけど! 今日はしっかり特訓したくて… 付き合ってくれるかな、マスターくん
もちろんいいけど… どうして自分に? と不思議そうなマスター
【キズナアイ】 だってマスターくん いつも後ろで見守ってて 運動不足でしょ~?
【キズナアイ】 少しは運動しないと、ね!
【キズナアイ】 …って、はぁ、はぁ マスターくん、体力ある、ね
一応戦闘には立ち会ってるし それなりには鍛えてるよ と笑うマスター
【キズナアイ】 それ早く言ってよ! もう、変なこと言っちゃったじゃん!
【キズナアイ】 …………
急に黙るアイに どうしたの、と心配するマスター
【キズナアイ】 あ、ううん、なんでもないよ そろそろ帰ろうか
【キズナアイ】 …………
もしかして、 なにか聞きたいことがある? 無言のままのアイに尋ねるマスター
【キズナアイ】 キル姫のみんなとは一緒に特訓して 仲良くなったなーって思ったけど…
【キズナアイ】 マスターくんのことは まだまだ知らないなーって思ってて
それで特訓しようって 言ったんだねと理解するマスター
【キズナアイ】 そう、それでもっとマスターくんと 繋がりたいって思ったけど、 逆に上手く話せなくて
【キズナアイ】 でも、そんな私を見て 気遣ってくれるマスターくん
【キズナアイ】 それって私やキル姫のみんなを ずっと見守ってくれてて
【キズナアイ】 いつも見てくれる人がいるって とっても力になるんだよ!
アイの言葉の通り その気付きは新たな力となり 『ぽんこつゲーマー』をもたらす
【キズナアイ】 前の悩みの答えも ずっと見ててくれたから気付いて くれたものだったし…
【キズナアイ】 ずっと見ててくれるリスナーは 中々のツワモノだよ、 マスターくん!
アイの自身への評価に なんじゃそりゃーと笑うマスター
【キズナアイ】 ふふふっ これからも見ててね、マスターくん
そう言って、 ふたりは笑い合うのだった
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