Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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520101211 ライカ 日課の魔獣退治

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52001011.png 【ライカ】 はあぁぁぁぁぁぁっ!

52001011.png 【ライカ】 25体目 これで全部かな?

52001011.png 【ライカ】 辺りに気配は… ありませんね

52001011.png 【ライカ】 よし、今日の鍛錬はここまで! 帰ったらアズサ様にたくさん 褒めてもらいましょう~…

草原の魔獣を狩り尽くす少女は 先日、別世界よりひょんなことから この世界に迷い込んだと言う

真の姿はドラゴンであり、 かなりの実力者なのだが

少女と共にやって来た アズサと言う魔女に 忠誠を誓っている

52001011.png 【ライカ】 いつかは我もアズサ様のように 強くて美しくて 皆から慕われるような…

ライカが妄想にふけっていると 背後からマスターが現れる

52001011.png 【ライカ】 うわあぁっ!? きゅ、急に人の後ろから 現れないでください!

52001011.png 【ライカ】 あ、でも我はドラゴンなので 人というより竜の後ろから、が 正しいですね

ってそんなことはどうでもよくて とセルフ突っ込みを入れるライカに 何をしていたのかと問うマスター

52001011.png 【ライカ】 先ほどまで、周辺の警戒と 魔獣討伐をしておりました

52001011.png 【ライカ】 今日は付近にいる魔獣は、もう 我が全て狩りつくしてしまったので ここら一帯は安全になりましたよ

やはり実力者なんだな…と 感嘆の声を漏らしつつも 明日は自分も同行する、とマスター

52001011.png 【ライカ】 もしかして心配しておりますか? それなら心配ご無用

52001011.png 【ライカ】 いくら相手が 異形の者でも、我は負けません

52001011.png 【ライカ】 これでも元ナンテール州最強と 呼ばれていましたから!

得意げに胸を張るライカ だが、もしものことを考えて やはり同行させて欲しいとお願いする

52001011.png 【ライカ】 む…心配性なのですね…

52001011.png 【ライカ】 …わかりました。 でも、我の修行の邪魔は しないように注意してくださいね?

こうして、マスターはライカと共に 魔獣退治を日課とするのであった…

そんなある日のこと 今日は草原へ出かけても辺りに 気配は無く、広がるのは地平線のみ

それなら今日の修行はお休みにして アズサが喜びそうな珍しい薬草などが あるか探しに行かないかと提案する

52001011.png 【ライカ】 …そうですね。むやみやたらに 遠くへ行ってしまうよりそっちの方が 有効的に時間を使えそうです

52001011.png 【ライカ】 ちなみに、先に言っておきますけど アズサ様の為に動くわけであって

52001011.png 【ライカ】 決してあなたの提案だから 乗ったとか、そういう意味では ありませんからね

つんけんした受け答えながらも なんだかんだ楽しみにしているのか 口元が若干緩んでいる

マスターは苦笑いしつつ それじゃあ出発しようか、と ライカと共に森へと向かうのであった

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