Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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530351213 立花響 我流・撃槍裂破

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5303511.png 【響】 はぁぁぁぁぁッ!!!

シンフォギアの力を 最大限に生かし、戦う響

5303511.png 【響】 まだまだッ!

響と一緒の戦闘も回数を重ね マスターは響の動きを理解していた

マスターは響に的確な 指示を出し、戦闘を進めていく…だが

5303511.png 【響】 ッ!?

異族の群れの中に逃げ遅れた子供が いたことに、マスターと響が気付く

5303511.png 【響】 あの子、危ない…ッ!

位置的には響よりも マスターのほうが子供に近い

気付けばマスターは駆け出していた

5303511.png 【響】 マスターさん、くッ!?

異族の攻撃により出遅れた響 駆けていくマスターの背中を 眺めることしかできない

5303511.png 【響】 マスターさん… そうか…わたしもそうだった

5303511.png 【響】 わたしも、気付けば動いてた 特別な理由なんて、なかったんだ

5303511.png 【響】 助けたい その気持ちだけで十分ッ!

その時、響は胸の奥から 力があふれてくるのに気付く

5303511.png 【響】 『我流・撃槍裂破』ッ!!!

響は新たに得たその力で マスターと子供を助ける …それどころか異族すら葬り去る

5303511.png 【響】 …わたし、わかった というか思い出したって感じかな

5303511.png 【響】 誰かのために戦いたい 誰かを救える自分でいたい 理由なんてそれだけだよね

響の言葉を受けマスターも 世界を平和にしたいって そういうことかも、と笑う

5303511.png 【響】 わたしも単純で世界が違うとか 場所がどうとかじゃなくて…

5303511.png 【響】 困っている、助けを求めている そんな人がいて、わたしには それを救う力がある

5303511.png 【響】 わたしはそれが嬉しくて 行動してるだけなんです

5303511.png 【響】 わたしがシンフォギアを纏えるのは それがもう奇跡で…わたしは その奇跡が嬉しいんです

5303511.png 【響】 …でも、マスターさんは もうあんな無茶しちゃダメなん ですからね?

最後にはしっかりと 釘を刺されたマスターだった

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