550251213 めぐみん 爆裂魔法だけが好きなんです!
あれから数日後――
【めぐみん】 黒より黒く、闇より暗き漆黒に 我が深紅の混淆を望みたもう!
【めぐみん】 『爆裂魔法だけが好きなんです!』!
爆裂魔法で吹き飛んでいく雪
【めぐみん】 さぁ、見つかりましたよ!! 皆で美味しくいただきましょう!!
倒れながらも、 笑顔で言い放つめぐみん
先日の一件以来、 みんなの食料調達のために 使うようになっためぐみん
【めぐみん】 あぁぁ、大丈夫ですよ あ、ありがとう
そんなめぐみんを抱き起こし、 ごはんを食べさせてくれる姫達
【めぐみん】 あ、ありがとうございます… なんか照れますね
食事を取りながら、 めぐみんは今の心境を マスターに吐露する
【めぐみん】 なんだか… 不思議な感じです
【めぐみん】 みんなのためにこうして 爆裂魔法を使うのも、 悪くありません
【めぐみん】 心が温かく…… いや、熱くなります まさに爆裂魔法のように!
それが絆ってやつだね 彼女に微笑むマスター
【めぐみん】 ……っ!
その屈託のない 少年のような笑顔を見て、 頬を赤く染めるめぐみん
【めぐみん】 そ、そう言えば……!
【めぐみん】 今の私には、爆裂魔法と同じくらい 気になることがあるのです
なぁに? 尋ねるマスターに彼女は言う
【めぐみん】 私が遭難した、あの日……
【めぐみん】 隊を率いる者として、 救助に来てくれたのは 分かります
【めぐみん】 ですが……
【めぐみん】 自分の命を 投げうってまでというのは… 何か理由があるのですか…?
マスターの目を覗き込むめぐみん
【めぐみん】 ふふ
マスターを見つめ、 なぜか嬉しそうな めぐみんだった
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