550272213 フライシュッツ・擬装・ランサー 狙いを違えぬ闇の魔弾槍
【フライシュッツ】
…守らなきゃ！
【フライシュッツ】
大切な仲間も…！
【フライシュッツ】
マスターくんも！！
どこか思い詰めたような 表情を浮かべる フライシュッツ
明らかに 肩に力が入りすぎている
…と、 彼女が槍を握り直した 次の瞬間！
【フライシュッツ】
え……えぇぇぇぇっ！？
なんと、マスターが突然、 フライシュッツにハグしていたのだ！
【フライシュッツ】
ななな…！
なにするの～～～！？
マスターは答える
みんな、いつも 君のハグに力を貰っている！ だから、お返しに力をあげたい！と
【フライシュッツ】
ほ…本当に？
【フライシュッツ】
……温かい
ありがとう、マスター
【フライシュッツ】
お姉ちゃん…、
力が湧いてきたよ！！
マスターの言葉と、 ハグに力をもらった彼女は、 疾風の如く、戦場へと駆けて行く
【フライシュッツ】
呪いとか…
もう迷ってる場合じゃない！
【フライシュッツ】
おねーちゃんを信じてくれた
友達のため！
【フライシュッツ】
そして、おねーちゃんの思いを
受け取ってくれた仲間のため！
【フライシュッツ】
おねーちゃんは！
この槍を振るうの！！
その思いは、 彼女に大いなる力を与える
【フライシュッツ】
くらえ！！
『狙いを違えぬ闇の魔弾槍』――ッ！
新たな力に覚醒した彼女は、 そのまま一気に 敵を全滅させるのだった
【フライシュッツ】
はぁ…はぁ…
【フライシュッツ】
おねーちゃん…
できたよ！！
戦闘後、 フライシュッツは マスターに語る
【フライシュッツ】
信じてみよっかな
なにを？ マスターが尋ねる
【フライシュッツ】
ラグナロクちゃんや
マスターが信じてくれた
この力も、そして…
【フライシュッツ】
自分自身のことも
【フライシュッツ】
それがおねーちゃんを
信じてくれた２人に対する
お礼だもんねっ
笑顔で話す彼女に、 マスターは言う
信じて大丈夫！ だって君が司る七元徳は 『信仰』でしょ？
信じる者は救われる！ …だよ、と
【フライシュッツ】
ふふ、そっか
そうだね♪
【フライシュッツ】
信じる者は救われる！！
【フライシュッツ】
自分のことも、
仲間のことも、
全部信じて前に進むよ♪
そう宣言した彼女の笑顔は、 自信で満ち溢れていた
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